カーン元首相に逆転無罪 妻との「違法結婚」巡り パキスタン

AI要約

パキスタンの裁判所は13日、カーン元首相が再婚禁止期間を経過する前に結婚した罪について無罪を言い渡した。

2月の総選挙前に有罪判決を受けた事件について、カーン氏に逆転無罪の判決が相次いでいる。

カーン氏と夫人は禁錮7年と罰金の有罪判決を受けたが、今回は夫人も無罪となった。ただし、他の容疑によりカーン氏は身柄拘束が続いており、釈放されていない。

 【ニューデリー時事】パキスタンの裁判所は13日、イスラム法の再婚禁止期間が経過する前に結婚した罪に問われたカーン元首相に対し、一審の有罪判決を覆し無罪を言い渡した。

 カーン氏を巡っては2月の総選挙前に有罪判決を受けた事件に関し、逆転無罪となるケースが相次いでいる。

 同氏と夫人は総選挙直前に禁錮7年と罰金の有罪判決を受けた。今回、夫人にも無罪が言い渡された。カーン氏が設立した野党パキスタン正義運動(PTI)によると、他にも暴動を扇動した容疑などで身柄拘束が続いており、釈放はされない。