アメリカ大統領選 バイデン氏への“撤退圧力”収まらず

AI要約

バイデン大統領は選挙戦継続を強調するも、党内からの撤退圧力収まらず。

記者会見での言い間違いや撤退を求める議員の存在に注目が集まる。

一方、トランプ前大統領はバイデン氏を批判し、認知テスト受けるべきだと主張。

アメリカの大統領選挙でバイデン大統領は11日、選挙戦を継続する考えを改めて強調しました。しかし、会見で言い間違えをするなど与党・民主党内からの撤退圧力は収まっていません。

バイデン大統領は11日、NATO首脳会議後の記者会見で再び言い間違いをしました。アメリカの政治メディア「ポリティコ」によりますと、懸念払拭を狙った記者会見後も新たに5人の民主党議員が撤退を求めていて、アメリカメディアは「今後24時間から48時間がバイデン氏の政治的将来を決定する上で非常に重要になる」と報じています。

こうした中、民主党の下院トップのジェフリーズ院内総務は12日、バイデン大統領と会談したことを明らかにました。ジェフリーズ氏は民主党の下院議員から聞き取った「進むべき道に関する視点や結論を伝えた」としていますが、具体的な内容は明らかにしませんでした。

一方、トランプ前大統領は12日、自身のSNSに投稿しバイデン氏について「許されざる失言をした」「ジョーはすぐさま認知テストを受けるべきだ」などと批判しています。