バイデン氏以外の選択肢検討 大統領選勝利に「強い懸念」 米自動車労組

AI要約

全米自動車労組(UAW)は、11月の米大統領選でバイデン大統領を支持していたが、他の選択肢を検討し始めている。

UAWの幹部は、バイデン氏がトランプ前大統領に勝てるかどうかについて「強い懸念」を抱いている。

米ミシガン州の有権者に大きな影響力を持つUAWは、1月にバイデン氏支持を表明していたが、現在状況が変化している。

 【デトロイト時事】ロイター通信は11日、11月の米大統領選でバイデン大統領を支持している全米自動車労組(UAW)が、他の選択肢を検討し始めたと報じた。

 バイデン氏がトランプ前大統領に勝てるのかどうか、幹部が「強い懸念」を抱いているという。

 米ゼネラル・モーターズなど大手3社「ビッグスリー」の従業員が所属するUAWは、バイデン氏にとって重要な票田で、勝敗を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州の有権者に大きな影響力を持つとみられる。UAWは1月にバイデン氏支持を表明した。