F16、近く6機配備か 戦力に差、東部で5人死亡

AI要約

ウクライナが航空戦力強化のため、F16戦闘機の早期供与を求めており、今夏に6機、年末までに最大20機の配備が見込まれる。

ウクライナはロシアとの間で航空戦力での差を感じ、12日にはドネツク州で攻撃があり、5人が死亡し、10人以上が負傷した。

欧米はF16戦闘機を供与する方針を表明し、ウクライナ人パイロットの訓練が進められている。

 【リビウ(ウクライナ西部)共同】米ブルームバーグ通信は12日、ウクライナが航空戦力強化のため早期供与を求めているF16戦闘機について、今夏に6機、年末までに最大20機が配備される見通しだと報じた。情報筋の話として伝えた。

 ウクライナは航空戦力でロシアに大きく差をつけられ、広範囲で制空権を握られている。12日にも東部ドネツク州に空爆などの攻撃があり、同州のコンスタンチノフカとミルノフラードで少なくとも計5人が死亡し、10人以上が負傷した。

 欧米はF16を供与する方針を表明し、ウクライナ人パイロットの訓練が続けられている。