デンマークとオランダ F16戦闘機をウクライナ移送へ
デンマークとオランダが所有するアメリカ製のF16戦闘機がウクライナに供与されることが進む。
アメリカ製の戦闘機がロシアに対抗するためウクライナに供与され、2023年からウクライナ軍パイロットの訓練が行われている。
デンマークとオランダだけでなく、ノルウェーとベルギーもF16戦闘機をウクライナに提供する。ゼレンスキー大統領は各国に感謝の意を表明し、戦闘機の重要性を強調した。
ウクライナへの供与に向け、デンマークとオランダが保有するアメリカ製のF16戦闘機が移送手続きに入りました。
「デンマークとオランダからウクライナに向けて、F16戦闘機の移送が進んでいると発表することをうれしく思う」(ブリンケン国務長官)
アメリカ製のF16戦闘機をめぐっては、ロシアに対抗するためウクライナが強く供与を求めてきた経緯があり、アメリカなどが支援する形で、2023年からウクライナ軍パイロットの訓練が進められてきました。
デンマークとオランダから移送手続きに入ったF16戦闘機は、2024年の夏のうちにウクライナ上空で運用することが可能だとしています。また、ノルウェーとベルギーも保有するF16戦闘機をウクライナに供与します。
ゼレンスキー大統領は自身のSNSで各国に感謝の意を表し、「F16戦闘機はロシアの残忍な攻撃からウクライナ国民を守ることに役立つ」と意義を強調しました。(ANNニュース)