ロシア、ドネツク州の集落制圧と発表 ウクライナは防衛主張
ロシア国防省はウクライナ東部ドネツク州の集落ヤスノブロディフカを制圧したと発表。
ウクライナ側は陥落を認めず、軍が防衛している集落としている状況。
ロシア軍は今年2月以来、ドネツク州で複数の集落を掌握していると述べている。
[モスクワ 9日 ロイター] - ロシア国防省は9日、ウクライナ東部ドネツク州の集落ヤスノブロディフカを制圧したと明らかにした。
ウクライナ側は陥落を認めておらず、軍が防衛している集落の一つとしている。
ロシア国防省は中央部隊が「ヤスノブロディフカを解放し、戦術的な位置を向上させた」とした。
ウクライナ軍参謀本部によると、ヤスノブロディフカはドネツク州ポクロフスク方面の9集落の一つで、ロシア軍が支配するドネツクの町の西に位置する。ウクライナ軍は過去24時間にこの地域で進軍を試みるロシア軍による20回の攻撃に持ちこたえたとしている。
また、ポクロフスク方面では1000キロの前線沿いで最も多くの衝突があったという。
ロシア軍は今年2月にドネツク州の要衝アブデーフカを制圧して以降、同州で複数の集落を掌握したとしている。