米俳優シェリー・デュバルさんが死去 映画「シャイニング」で絶叫

AI要約

シェリー・デュバルさんは糖尿病の合併症により死去した。彼女はアメリカの俳優であり、ロバート・アルトマン監督の『ナッシュビル』やスタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』などで知られている。

シェリー・デュバルさんは『三人の女』でカンヌ国際映画祭の最優秀女優賞を受賞し、『シャイニング』の演技で特に記憶に残る印象を残した。また、『ポパイ』ではオリーブ役を好演している。

近年は表舞台から遠ざかっていたが、23年にホラー映画で俳優復帰を果たしていた。シェリー・デュバルさんの功績は多くの映画ファンに愛されている。

 シェリー・デュバルさん(米国の俳優)11日、糖尿病の合併症で米南部テキサス州の自宅で死去。75歳。米メディアが報じた。

 49年、同州生まれ。映画監督のロバート・アルトマン氏に見いだされてデビューし、75年の「ナッシュビル」などに出演。2年後の「三人の女」でカンヌ国際映画祭の最優秀女優賞を受賞した。80年に公開され、ホラー映画の金字塔となったスタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」では、おのを手に襲いかかる夫に恐怖し、絶叫するシーンで鮮烈な印象を残した。

 同年公開のコメディー映画「ポパイ」でもオリーブ役を好演した。近年は表舞台から遠ざかっていたが、23年にホラー映画で俳優復帰を果たしていた。(ワシントン=榊原謙)