米俳優シェリー・デュバルさん死去 「シャイニング」出演 ７５歳
AI要約
米俳優シェリー・デュバルさんが糖尿病の合併症のため７５歳で死去。
デュバルさんは「シャイニング」などの名作に出演し、一躍有名になった。
精神疾患を公表し、病気に苦しむ姿がテレビ番組で話題となったが、俳優活動を再開していた。
（ＣＮＮ） 名作ホラー「シャイニング」などへの出演で知られる米俳優シェリー・デュバルさんが１１日、糖尿病の合併症のため死去した。７５歳だった。
デュバルさんの長年のパートナーが芸能誌ハリウッドレポーターに語ったところによると、デュバルさんは米テキサス州の自宅で就寝中に息を引き取ったという。
デュバルさんはロバート・アルトマン監督に才能を見出され、スタンリー・キューブリック監督の１９８０年のホラー映画「シャイニング」に出演して一躍有名になった。同年のコメディ映画「ポパイ」ではロビン・ウィリアムズさんと共演した。
７７年の映画「三人の女」ではカンヌ国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。その他の代表的な作品には「アニー・ホール」「愛しのロクサーヌ」「ギャンブラー」などがある。活動は映画にとどまらず、テレビドラマにも多数出演し、テレビ番組の制作も手がけた。
デュバルさんは２０１６年に精神疾患をテーマにしたトーク番組に出演し、病気を患っていることを明かした。番組の中でデュバルさんは支離滅裂な発言をし、この番組に対しては放映後、病んでいるデュバルさんを見せ物にしたと多くの苦情が寄せられた。
デュバルさんは０２年の映画「マンナ・フロム・ヘブン」以降、俳優活動から遠ざかっていたが、昨年、ホラー映画「ザ・フォレスト・ヒルズ」でカムバックを果たしていた。
