ロシア副首相、北方領土の択捉島訪問 ホテルや魚の加工工場など視察

AI要約

ロシアの極東発展を担当するトルトネフ副首相が北方領土の択捉島を訪問し、魚の加工工場や観光施設などを視察。北方領土の発展に力を入れるロシアの取り組みが紹介された。

ロシアは実効支配を強化するため、北方領土に経済特区を設けるなどの措置を取っており、プーチン大統領も北方領土を訪れる意欲を示している。

トルトネフ副首相が今年も択捉島を訪れたことから、ロシア政府が北方領土への投資や開発に積極的な姿勢を維持していることが伺える。

ロシア副首相、北方領土の択捉島訪問 ホテルや魚の加工工場など視察

 ロシアの極東発展を担当するトルトネフ副首相が12日、ロシアが実効支配する北方領土の択捉島を訪問した。北方領土を管轄するサハリン州政府が発表した。極東視察の一環で、魚の加工工場や観光施設などを視察した。トルトネフ氏は昨年も択捉島を訪れていた。

 ロシアは実効支配を強化するため、経済特区を設けるなどして北方領土の発展に力を入れている。プーチン大統領も今年6月、いまは計画はないとしながらも、「訪問しない理由はない」と意欲を示していた。