「財産1200億ドル」財閥家の末息子の結婚式…超特級ゲストの出席でムンバイが非常事態

AI要約

アジア最高の富豪の1人、リライアンス・インダストリーズのムケシュ・アンバニ会長の末息子アナント・アンバニ氏が超豪華結婚式を挙げる。メインの結婚式は12日に開催され、多くの超特級ゲストが招待される予定。

アンバニ一族の結婚式は過去にも注目を集め、アナント氏の結婚式も兄と姉の結婚式を上回る規模として注目されている。結婚式には著名人や有名企業のCEOなどが多数出席予定で、特にヒンズー教様式による披露宴が14日まで続く。

ムケシュ・アンバニ会長の財産規模や一族の豪邸「アンティリア」の特徴も紹介され、物議を醸す結婚式に対する周囲の関心と当局の対応が強調されている。

アジア最高の富豪の1人、リライアンス・インダストリーズのムケシュ・アンバニ会長(67)の末息子アナント・アンバニ氏(29)が世間の話題が集中する中で超豪華結婚式を挙げる。12日からはメインの結婚式が開かれ、ムンバイ当局は非常事態に陥った。各国から超特級ゲストが怒涛のように流れ込む予定だからだ。

10日(現地時間)、ロイター・ブルームバーグ通信などと現地メディアによると、アナント氏は12日インド・ムンバイのジオワールドコンベンションセンターで長く交際していた女性で製薬業財閥一族出身のラディカ・マーチャントさん(29)と結婚式を挙げる。メインの結婚式は12日開かれて、その後ヒンズー教様式による披露宴が14日まで続く。

アンバニ会長には3人の子女がいるが、2019年兄のアカシさんと2018年姉のイシャさんの結婚式の時も「世紀のイベント」として注目された。

イシャさんの結婚祝宴時はアンバニ家と20年近く親交があるヒラリー・クリントン前米国務長官をはじめ、エリクソン、ノキアなどのグローバルIT企業やゴールドマン・サックス、J.P.モルガンなど金融企業の最高経営責任者(CEO)、ポップスターのビヨンセなどがゲスト名簿に名を連ねていた。

ゲストを乗せるためにチャーター機が100回余り離着陸するなどムケシュ会長がイベントの費用だけで最大1億ドル(約1380億ウォン)を使ったことが分かった。

アカシさんの結婚当時もトニー・ブレア元英国首相をはじめ、グーグル(Googel)のスンダル・ピチャイCEO、マイクロソフト(MS)のサティア・ナデラCEO、Netflix(ネットフリックス)共同創業者のリード・ヘイスティングスさんらが出席した。当時「ダボスフォーラム級」の婚姻行事が繰り広げられたという現地マスコミの報道もあった。韓国人の中では潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長らが出席した。特にリライアンス・グループと移動通信ネットワーク装備供給などで緊密に協力している李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長もアカシさんとイシャさんの結婚イベントともすべて出席した。3人目アナントさんの結婚イベントは兄と姉の結婚式水準を超えたと評価されている。3月インド西部グジャラート州で3日間祝宴が繰り広げられた。ポップスターのリアーナが祝歌を歌い、MSのビル・ゲイツ創業者、メタ(Meta )のマーク・ザッカーバーグCEOなどのゲスト1200人が招待された。

5月にもイタリアからフランスに移動する超豪華クルーズにゲスト800人が招待される中で3日間の結婚祝宴が続いた。5日、ムンバイで開かれた別の祝宴では世界的ポップスターのジャスティン・ビーバーが祝歌を歌った。ビーバーはギャラとして1000万ドル(約16億円)を受け取ったという。

12日からアナントさんの結婚行事が開かれる「インド経済首都」ムンバイ当局は非常事態に陥った。各国から超特級ゲストが怒涛のように流れ込む予定であるため、治安や交通統制などに格別に気を配る様相だ。

ムケシュ会長は石油・ガス・石油化学などの部門に注力して途方もない財産を集め、2016年には通信市場にも進出、インド市場を平定した。ブルームバーグが集計する「ミリオネア指数」によると、ムケシュ会長の財産規模はこの日現在で1200億ドルで世界12位だ。

特にアンバニ一族の27階建ての邸宅「アンティリア」は世界で最も高い個人住宅としても有名だ。2023年基準価値は46億ドル水準だという。

プール3個と屋上にはヘリコプター離着陸場だけで3カ所が用意され、168台規模の駐車場もある。マグニチュード(M)8の地震にも耐えることができる。2018年イシャさんの結婚式がここで開かれた。