【ボートレース】賞金トップ毒島誠/縁ある新1万円札に意欲新た/「渋沢さんに来てもらえるように」

AI要約

40歳のボートレーサー毒島誠が、新1万円札の肖像画が彼と地元で関連があることを喜んでいる。

毒島の「登録番号」が渋沢栄一の説話である「4238」と語呂合わせができる縁がある。

毒島は年末のボートレースでの大一番グランプリに向けて意欲的で、初制覇を目指している。

【ボートレース】賞金トップ毒島誠/縁ある新1万円札に意欲新た/「渋沢さんに来てもらえるように」

 ボートレースの今年の賞金ランクでトップを走る毒島誠(40)=群馬=が、縁のある新札がこのほど発行されたことを機にいっそうの活躍を誓った。

 新札との縁は新1万円札の肖像画の渋沢栄一。毒島はボートレーサー全選手に振られた通しの「登録番号」が「4238」で、語呂合わせで言えば「4(シ)2(ブ)3(サ)ワ(8)」という縁がある。

 「お札に振られた番号に4238はないかなと探すことはあるのですが、群馬の隣りの埼玉の偉人と語呂合わせが一緒とは今回気付きました。光栄なことです」。渋沢氏は現在の埼玉県深谷市の生まれだが、富岡製糸場の設立に尽力するなど、毒島の地元の群馬県にもゆかりがある。

 「年末には渋沢さん(1万円札)に1万1000人来ていただけるよう、家をきれいにして待っています」。年末の大一番グランプリ(優勝賞金1億1000万円)の初制覇への意欲をそう表現した毒島は10日から、三重県・津ボートで開催されるGⅡ「第6回全国ボートレース甲子園」(15日まで)に出場する。