28歳、先日彼氏にプロポーズされましたが、貯金が2人で「120万円」しかないと発覚しました。実際「結婚」っていくらかかるんでしょうか? 貯金はいくら必要ですか?

AI要約

結婚費用について、平均貯金額や結婚式、指輪、新婚旅行、引っ越しにかかる費用を解説。

全国平均貯金額は317万2000円で、結婚式の全国平均費用は327万1000円。

婚約指輪、結婚指輪、新婚旅行、引っ越しにかかる費用も押さえておくことが重要。

28歳、先日彼氏にプロポーズされましたが、貯金が2人で「120万円」しかないと発覚しました。実際「結婚」っていくらかかるんでしょうか? 貯金はいくら必要ですか?

結婚は人生の大きなイベントのひとつです。

結婚というと婚約指輪や結婚指輪、結婚式などなにかと支出が多いイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。結婚費用をまかなうため、かなりの貯金が必要だと思っている人もいるでしょう。

今回は、結婚するときの平均貯金額や結婚する際にかかる費用を解説します。

本記事を読んで、結婚にかかる費用を理解し、余裕のある資金づくりの参考にしてください。また、余裕のある資金づくりができなかった場合に活用できる方法もあわせて紹介します。

ここでは結婚するカップルの平均貯金額を紹介します。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、結婚するふたりが結婚費用のために用意している全国平均貯金額は317万2000円です。結婚する年齢によって異なりますが、おおよそ結婚式費用を全額自己資金でまかなえる金額くらいと考えておいて良さそうです。

結婚にかかる費用を細かく解説します。人によって外せないイベントや省略できる費用がそれぞれあるため、自身が結婚で実現したいものを参考に見てください。

◆結婚式

「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、結婚式にかかる費用の全国平均額は327万1000円です。

この金額は、前記の結婚するときのふたりの平均貯金額とほとんど同じ金額です。ただし、多くの場合は、貯金額の多くを挙式の費用に充てるわけではありません。なぜなら、ゲストからのご祝儀があるからです。

ふたりの平均貯金額があれば、ややグレードアップしたドレスやオプション料金が必要になる演出もじゅうぶんできるでしょう。結婚式以外にもさまざまな費用がかかります。さらに見ていきましょう。

◆婚約指輪

婚約指輪にかかる平均費用は38万2000円です。婚約指輪を用いてプロポーズしたい場合は、チェックするべき費用といえます。パートナーが婚約指輪を望まない場合は、他にかかる結婚費用に充てられるでしょう。

◆結婚指輪

結婚指輪のふたり分の平均費用は28万1000円です。婚約指輪よりもシンプルなデザインが一般的で、2人分の結婚指輪であっても婚約指輪より費用は低くなっています。こちらも婚約指輪同様に絶対購入したいブランドがある場合は、価格を要チェックです。

◆新婚旅行

新婚旅行の平均費用は43万4000円です。国内旅行か海外旅行を選ぶかでかかる費用が大きく変わります。結婚して子どもが生まれたら長期間旅行に行ったり、長時間のフライトで移動したりすることが難しくなる場合が多く、海外旅行を選ぶカップルは多いかもしれません。

また、「婚約指輪はいらないから旅行に多くの費用を充てたい」と考える女性もいます。新婚旅行は、かなり好みに個人差が出る部分なので、結婚の話が出たらお互いどのような希望があるか確認しておくと良いでしょう。

◆引っ越しにまつわる費用

リクルートブライダル総研の「新婚生活実態調査2023」によると、結婚生活のために家具・家電を購入したカップルの費用は平均して53万2000円です。

どちらかが先に1人暮らしをしている場合は、引っ越し業者に払う代金だけで済むケースもあります。しかし、どちらも実家暮らしの場合は、家具家電をいろいろとそろえなければいけません。

新しく買いそろえる必要のあるカップルは少し費用がかさむかもしれません。