同じ滑走路に到着便と離陸便、旅客機が着陸中断 米NY

AI要約

米ニューヨーク州シラキュースの空港で、着陸しようとした旅客機が別の旅客機の離陸のために着陸を中断するハプニングが発生。

FAAが調査に乗り出し、事故を防ぐための対応を検討している。

現地時間の午前11時50分ごろ、管制官がPSA航空5511便に着陸のやり直しを指示した。FlightRadar24のデータによると、2機は約190メートルの近さで交差した。

同じ滑走路に到着便と離陸便、旅客機が着陸中断 米NY

(CNN) 米ニューヨーク州シラキュースの空港で、旅客機が着陸しようとした滑走路から別の旅客機が離陸していたために、到着機が着陸を中断するハプニングがあり、米連邦航空局(FAA)が調査に乗り出した。

ハプニングは8日にシラキュース・ハンコック国際空港で発生。直後の様子をノースシラキュース警察のダッシュボードカメラがとらえていた。映像には、上空で2機が至近距離を飛行する様子が映っている。どれほどの近距離だったのかは不明。

FAAによると、現地時間の午前11時50分ごろ、シラキュース・ハンコック国際空港の管制官がPSA航空5511便に対し、同じ滑走路から離陸しようとしている航空機から離れるためにゴーアラウンド(着陸のやり直し)を指示した。

航空機の位置情報サービス「FlightRadar24」のデータによると、首都ワシントンから到着したPSA便と、ニューヨーク市行きのエンデバー・エア5421便は、交差し始めた時点で上下に625フィート(約190メートル)の距離があった。

現時点でFAAは、異常接近とは分類していない。