英警察官が男性の頭部を蹴り停職処分 SNSで映像拡散 抗議デモも

AI要約

男性がマンチェスター空港で警察官に襲われる事案が発生し、警察官が停職処分になった。

暴力事件の通報に対応した警察官が暴行を受け、逮捕者も出た。

事件の映像がSNSで拡散され、男性の身元や家族の状況が報道されている。

英警察官が男性の頭部を蹴り停職処分 SNSで映像拡散 抗議デモも

 英マンチェスターの空港で、男性が警察官から頭部を蹴られたり、踏みつけられたりする事案があり、地元警察は25日、警察官を停職処分にしたと発表した。当時の映像がSNSで拡散されており、マンチェスターや男性の出身地ロッチデールでは警察に対する抗議活動が起きている。

 警察によると、23日午後8時25分、暴力事件の通報を受け、警察官らが現場へ駆けつけた。その後、警察官3人が暴行を受け、1人は鼻の骨を折られたという。この関連で、4人の男が傷害などの疑いで逮捕された。

 一方、SNSでは、スタンガンの一種「テーザー銃」を向けた警察官が、うつぶせになる男性の頭部を蹴りあげ、さらに上から踏みつける44秒の動画が拡散された。

 英メディアによると、男性の代理人弁護士は25日に報道陣に対応し、男性は名はムハンマド・ファヒルさんで、19歳と明かした。脳にのう胞が確認されたといい、家族も精神的なショックを受けているという。