金与正氏「情勢激化の挑発的行為」 韓国軍訓練に反発

AI要約

北朝鮮メディアは、韓国軍が境界近くで再開した射撃訓練に反発する金与正氏の談話を公開した。

与正氏は韓国軍の挑発的行動を非難し、日本とアメリカとの共同訓練にも反発している。

武力攻撃の可能性を示唆し、主権侵害や宣戦布告への牽制を行っている。

北朝鮮メディアは、韓国軍が境界近くで再開した射撃訓練などに反発する金与正(キム・ヨジョン)氏の談話を公開しました。

 金正恩総書記の妹・与正氏は8日、朝鮮労働党の機関紙で談話を公開しました。

 韓国軍が先月下旬から境界近くでの射撃訓練を再開させていることを受けたもので、「弁明のしようがない明白な情勢激化の挑発的行動」と非難しています。

 また、日本とアメリカとの共同訓練についても「危険な限界線を越えている」と反発しています。

 そのうえで、こうした動きが主権侵害や宣戦布告と判断される場合、「憲法が我々の武力に付与した使命と任務は直ちに遂行される」と武力攻撃を示唆し牽制(けんせい)しています。