砲撃訓練再開は「挑発行動」 与正氏、韓国に反発 北朝鮮

AI要約

北朝鮮の金与正副部長が韓国の砲撃訓練再開を挑発行動と非難。

金与正氏は日米韓合同軍事演習も批判し、朝鮮半島の状況を危険だと主張。

与正氏は韓国の動きが宣戦布告に繋がれば武力行使を宣言するとけん制。

 【ソウル時事】北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長は7日付の談話で、韓国が南北軍事合意の効力停止に伴い、海上や地上の境界線付近で砲撃訓練を再開させたことに「緊張激化の挑発行動だ」と反発した。

 朝鮮中央通信が8日伝えた。

 与正氏は日米韓3カ国が6月末に実施した合同軍事演習「フリーダム・エッジ」についても批判し、朝鮮半島に「『戦争エネルギー』が蓄積され、爆発寸前だ」と主張。韓国の動きが宣戦布告と判断されれば、「憲法がわれわれの武力に与えた使命と任務は直ちに遂行される」とけん制した。