上海協力機構の首脳会議習近平氏“協力の意義”主張

AI要約

中国やロシアが主導する上海協力機構の首脳会議がカザフスタンで開催され、安全保障の重要性やイノベーションの必要性が訴えられました。

会議では、ロシアの同盟国であるベラルーシが加わり、上海協力機構の対欧米枠組み性格が強調されました。

　中国やロシアが主導する国際的な枠組みである上海協力機構の首脳会議が、カザフスタンで開かれました。

　中国の習近平国家主席は首脳会議で「冷戦思考という現実の脅威に直面する中、我々は安全保障の最低ラインを守らなければならない」として、協力の意義を主張しました。また、半導体などをめぐり、中国と欧米との対立が深まる中、「手を携えてイノベーションを促進し、サプライチェーンの安定性を守るべきた」と呼びかけています。

　今回の首脳会議で、上海協力機構にはロシアの同盟国、ベラルーシが加わり、欧米に対抗する枠組みとしての性格を強めています。（ANNニュース）

国際関係安全保障イノベーション上海協力機構中国ロシア