バイデン米大統領、トランプ氏免責特権を一部認める最高裁判断を批判

AI要約

バイデン米大統領がトランプ前大統領の免責特権を批判し、国に王は存在しないと強調。

最高裁が在職中の公的な行為についてトランプ氏に免責特権を認める判断を下す。

バイデン氏は最高裁の判決を嘆き、法を超越する者はいないと指摘。

バイデン米大統領、トランプ氏免責特権を一部認める最高裁判断を批判

Andrea Shalal

[ワシントン 1日 ロイター] - バイデン米大統領は1日、トランプ前大統領の免責特権を一部認める米連邦最高裁の判断を強く批判した。

最高裁は1日、トランプ氏が2020年米大統領選の敗北を覆そうとした罪で起訴されている裁判を巡り、在職中の公的な行為について「免責特権」を認める判断を下した。

バイデン氏は「この国は、米国に王は存在しないという原則の下で建国された」と述べ、法を超越する者はいないと指摘。最高裁の判決によって、それが根本的に変わったと語った。

バイデン氏が発言するのは、先週のトランプ氏との大統領選候補者討論会以降初めて。