トランプ氏主張の免責特権、米最高裁が7月1日に判断発表へ

AI要約

米連邦最高裁判所のロバーツ長官は28日、今会期で意見を示す最終日が7月1日になると明らかにした。

トランプ前大統領が主張する免責特権に関する判断が7月1日に発表される。また、ソーシャルメディアの虚偽情報に関する判断も示される見通し。

最高裁は2020年の大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴された裁判を巡り、大統領の免責特権を認めるかどうかについて判断を下す見通し。

(ブルームバーグ): 米連邦最高裁判所のロバーツ長官は28日、今会期で意見を示す最終日が7月1日になると明らかにした。

長官の発言は、トランプ前大統領が主張する免責特権に関する判断が7月1日に発表されることを意味する。トランプ氏は2020年の大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴された裁判を巡り、大統領の免責特権を認めるよう最高裁に判断を求めていた。この他、ソーシャルメディアの虚偽情報に関する2件についても判断が示される見通しだ。

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原題:Supreme Court’s Last Opinion Day Will Be Monday, Roberts Says(抜粋)

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