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イスラエル外相「破壊すると脅す政権は破壊されて当然」…ヒズボラ支援のイランをけん制
イスラエルのカッツ外相は、レバノンのヒズボラとの緊張が高まる中、破壊すると脅す政権は破壊されて当然だと主張。
イランの国連代表部が、イスラエルのレバノン侵攻に対して警告を発信。ヒズボラを支援する姿勢を強調。
イスラエル外相は、ヒズボラに対し攻撃を停止して撤退を要求し、イスラエルは全力で対抗する考えを示す。
【エルサレム=福島利之】イスラエルのカッツ外相は29日、北部でレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの緊張が高まる中、「破壊すると脅す政権は破壊されて当然だ」とする声明を出した。
イランの国連代表部が29日、「イスラエルがレバノンで全面的な軍事侵攻を始めた場合、全滅する戦争が始まるだろう」とX(旧ツイッター)に投稿してヒズボラを支援する姿勢を強めたことに対する警告だ。
イランは、イエメンの反政府勢力フーシなど反イスラエルの武装組織も全面攻撃すると示唆していた。カッツ外相は「ヒズボラが攻撃をやめてレバノン南部から撤退しなければイスラエルは安全が回復するまで全力で対抗するだろう」とする立場を改めて強調した。