「戦争準備できている」 対ヒズボラ イスラエル国防相

AI要約

イスラエルのガラント国防相が、ヒズボラに対する戦争準備の表明と事態沈静化への期待を示す。

ヒズボラはイスラエル北部を攻撃し、イスラエル軍との衝突が懸念されている。

米国の介入により事態悪化回避への圧力がかけられつつ、本格的な衝突の可能性が報じられている。

 【カイロ時事】イスラエルのガラント国防相は28日、北部の防空施設を視察し、大規模衝突の懸念が高まっているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに関し「戦争は望んでいないが、その準備はできている」と表明した。

 ただ、ヒズボラと事態沈静化に向けて合意する方が「好ましい」とも語った。イスラエルのメディアが伝えた。

 パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスと連帯するヒズボラは昨年10月からイスラエル北部を連日のように攻撃し、イスラエル軍も応戦。米国がイスラエルとレバノンに事態悪化を避けるため圧力をかけているが、数週間以内に本格衝突に発展する可能性が報じられている。