トランプ氏「真の大統領ならウクライナ侵攻なかった」、討論会で

AI要約

27日の討論会では、ウクライナとパレスチナ自治区ガザにおける戦争が焦点となり、トランプ大統領とバイデン大統領が応酬した。

トランプ氏はプーチンに尊敬される大統領がいればウクライナ侵攻はなかったと主張し、バイデン氏は停戦計画をアピールしイスラエル支援を強調した。

トランプ氏はバイデン氏を批判し、パレスチナ人になぞらえて非難する一方、バイデン氏は自らの立場を強調した。

トランプ氏「真の大統領ならウクライナ侵攻なかった」、討論会で

Costas Pitas

[27日 ロイター] - 米大統領選に向けた27日の討論会ではウクライナとパレスチナ自治区ガザにおける戦争についても応酬があった。

トランプ前大統領はウクライナ戦争について「もし真の大統領、プーチン(・ロシア大統領)に尊敬される大統領がいたら、彼は決してウクライナに侵攻しなかっただろう」と述べた。

一方、バイデン大統領はトランプ氏について「彼は自分が何を言っているのか分かっていない」と指摘。ガザにおけるイスラエルの戦争については自身の停戦計画をアピールするとともに世界で米国ほどイスラエルを支援してきた国はないと主張し、「われわれはイスラエルを救った」と語った。

トランプ氏は、自身が大統領であったなら「イスラエルが(イスラム組織)ハマスに侵攻されることは100万年なかっただろう」とする主張を繰り返した。

その上でバイデン氏について「彼はパレスチナ人のようになった。しかし彼ら(パレスチナ人)は彼を好きではない。なぜなら彼は非常に悪いパレスチナ人だからだ」と評した。