ウクライナの平和サミット、次は年内にグローバルサウスで開催も

AI要約

ウクライナが提唱する和平案を協議する「世界平和サミット」の第2回会合はグローバルサウスで開催される可能性が高い。

ウクライナは第2回会合を年内に開催したいと考えており、ロシアに対して最後通牒を出さなければ、招待すると示唆。

第1回会合はスイスで開かれ、90カ国余りが参加した。

ウクライナの平和サミット、次は年内にグローバルサウスで開催も

[21日 ロイター] - ウクライナは同国が提唱する和平案を協議する「世界平和サミット」の第2回会合をグローバルサウス(新興国・途上国)で開催する可能性が高いと、インタファクス・ウクライナ通信が21日、政府高官の話として伝えた。

大統領府のジョウクワ副長官は同通信に対して、「いくつかの国が開催を申し出ており、グローバルサウスで開かれる可能性がかなり高いと言うことができる」と述べた。ただ、ロシアが妨害に動く恐れがあるとして、開催国となる可能性のある国を具体的に示すのは避けた。

ジョウクワ氏によると、ウクライナは第2回会合を年内に開催したいと考えている。ロシアについては、同国がウクライナの提示した戦争終結に向けたロードマップを検討し、最後通牒を出さなければ、招待する可能性があるとした。

第1回は15―16日にスイスで開かれ、90カ国余りが参加した。