米、ウクライナへの「パトリオット」供与を優先へ

AI要約

米国がウクライナへの地対空ミサイルシステム「パトリオット」供与を優先し、他国への供与計画を見直すことを明らかにした。

ロシアのウクライナ侵攻に対し、ウクライナが防空能力を増強する必要性が高まっていると指摘された。

他国への供与計画は延期される見通しであるが、台湾やイスラエルには影響がないとされている。

米、ウクライナへの「パトリオット」供与を優先へ

[ワシントン 20日 ロイター] - 米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は20日、ウクライナへの地対空ミサイルシステム「パトリオット」供与を優先させるとし、他国への供与計画を見直すと明らかにした。

カービー氏は、ロシアが侵攻を続けるウクライナが「防空能力の増強を切実に必要としている」と指摘。すでに決定している他国への供与は延期される見通しと述べた。ただ、台湾とイスラエルには影響しないとした。