【フィリピン】メラルコ、ベースロード電源の入札開始

AI要約

フィリピンの配電最大手マニラ電力(メラルコ)は、ベースロード電源の競争選考方式による入札手続きを開始した。

調達先を選定するためのプロセスが設定され、配電事業者の参加や国産ガスの使用が奨励されている。

電力供給契約の期間や送電開始の予定日など、具体的なスケジュールが示されている。

 フィリピンの配電最大手マニラ電力(メラルコ)は12日、発電単価が安く安定した電力供給が見込めるベースロード電源の競争選考方式(CSP)による入札手続きを開始したと発表した。発電容量60万キロワット相当の調達先を選定する。

 意向表明書の提出期限は25日、事前説明会は7月4日、入札期限は8月2日に定めた。電力供給契約(PSA)の期間は15年、送電開始は2025年8月26日を予定している。

 23年10月のエネルギー省の勧告に基づき、天然ガス火力発電所を持つ発電事業者の参加と国産ガスの使用を奨励している。