イーロン・マスク氏、トランプ氏の支援団体に毎月７１億円献金へ…銃撃事件直後に支持を公言
AI要約
米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者が、トランプ前米大統領支援団体に毎月約４５００万ドルを献金する意向を報じられた。
マスク氏は７月から献金を開始し、トランプ氏を支持すると公言した。
マスク氏はこれまで民主党候補を支援してきたが、最近はバイデン政権に対する批判を強めている。
【ニューヨーク＝小林泰裕】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは１５日、米電気自動車（ＥＶ）大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）が、トランプ前米大統領の選挙戦を支援する政治団体に毎月約４５００万ドル（約７１億円）を献金する意向だと報じた。政治献金の額として異例の規模だとしている。
マスク氏は７月からの献金開始を検討している。この政治団体は、激戦州での期日前投票や有権者登録などに注力しているという。
１３日のトランプ氏の銃撃事件直後、マスク氏はトランプ氏を支持すると初めて公言した。米ブルームバーグ通信によれば、マスク氏の資産は現在２６７０億ドル（約４２兆円）に上り、世界１位だ。マスク氏の支援はトランプ氏の再選に向けた追い風になるとみられる。
マスク氏はこれまでの米大統領選でバイデン大統領ら民主党候補に投票してきたが、不法移民問題や経済政策を巡ってバイデン政権への批判を強めている。
