# 電力供給

水素燃料電池車からトイレカーへ 災害時の電力供給を実証実験 福島県いわき市と東北大研究所
2024.07.05

水素燃料電池車からトイレカーへ 災害時の電力供給を実証実験 福島県いわき市と東北大研究所

 福島県いわき市と東北大災害科学国際研究所は6月28日、市役所駐車場で水素燃料電池車からトイレカーへの電力供給の実証実験を行った。あらゆる給電パターンを試し、激甚化・頻発化する災害への備えを確認した。 災害時に電気が使えなくなった場合を想定した。いずれも市所有の水素燃料電池車から

「データセンター銀座」に大規模変電所 異例の急ピッチで完成
2024.07.03

「データセンター銀座」に大規模変電所 異例の急ピッチで完成

 生活や企業活動のデジタル化を支えるデータセンター(DC)の建設が相次いでいる。DCは大量の電気を消費するとされ、送電線の整備も急ピッチで進んでいる。十分な電気を届けられなければ、産業誘致の足かせにもなりかねず、政府も対策を検討している。 千葉県印西市に6月上旬、大規模な変電所が

災害時にEVから電力供給 エバーグリーンモビリティ社と豊見城市が協定 沖縄
2024.06.29

災害時にEVから電力供給 エバーグリーンモビリティ社と豊見城市が協定 沖縄

 【豊見城】エバーグリーンモビリティ(豊見城市、濱田剛社長)と豊見城市は5月31日、災害時などにおける電気自動車(EV)からの電力供給に関する協定を締結した。同社が今年4月からレンタカー配備するEV10台を、災害発生時などで市の要請に応じて、非常用電源として提供する。 EVは一般

関電総会で脱原発の株主提案否決、総会終了
2024.06.26

関電総会で脱原発の株主提案否決、総会終了

 関西電力が26日開いた株主総会で、原発に依存しない電力供給体制の早期構築を求めた京都市などの株主提案は全て否決された。総会は終了した。

「EcoFlow DELTA Pro 3」本日発売。アプリ連携で機器コントロールできる家庭用蓄電池
2024.06.25

「EcoFlow DELTA Pro 3」本日発売。アプリ連携で機器コントロールできる家庭用蓄電池

 EcoFlow Technology Japanは、家庭用蓄電池「EcoFlow DELTA Pro 3」を6月25日に発売する。 旧モデルよりもコンパクトな外観ながら、単品では4kWhの容量を持ち、さらに4kWhのエクストラバッテリー(別売り)を2台接続することで最大124k

ロシア軍のミサイル攻撃でウクライナ東部4州の21万8000人以上の電力供給止まる
2024.06.21

ロシア軍のミサイル攻撃でウクライナ東部4州の21万8000人以上の電力供給止まる

 ロイター通信などによると、ウクライナを侵略するロシア軍は20日、ウクライナ東部ドニプロペトロウシクなど4州をミサイルなどで攻撃した。火力発電所1か所が損傷するなどの被害を受けた。 エネルギー省によると、攻撃の影響で、4州で21万8000人以上が電力供給を受けられない状況になった

<福島第一原発>電気のショートで送電設備の一部が溶けたか 6号機停電の原因
2024.06.20

<福島第一原発>電気のショートで送電設備の一部が溶けたか 6号機停電の原因

6月18日に福島第一原子力発電所6号機で発生した停電は、電気を送る経路でショートが発生したことが原因とみられることが分かった。6号機では施設の一部で停電が発生し、使用済み燃料プールの冷却が10時間にわたり停止するトラブルが発生していた。停電の発生とほぼ同じタイミング

【速報】6号機核燃料プールの冷却ポンプ停止、東電福島第1原発
2024.06.18

【速報】6号機核燃料プールの冷却ポンプ停止、東電福島第1原発

 東京電力は18日、福島第1原発6号機の高圧電源盤で停電が発生し、使用済み核燃料プールの冷却設備が停止したと発表した。準備でき次第、冷却用の水を送るポンプを起動する。東電は、燃料は十分冷却されており、直ちに影響はないとしている。 東電によると、同日午前8時35分ごろ、6号機建屋内

汚泥から得たエネルギーとIoT活用でエビ養殖--ベトナムで産学連携の実証実験
2024.06.13

汚泥から得たエネルギーとIoT活用でエビ養殖--ベトナムで産学連携の実証実験

 裕幸計装、九州大学、工学院大学、インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月13日、ベトナム南部ティエンザン省において、グリーンエネルギーとIoTを活用した「省エネ型エビ養殖統合システム」の実証実験を開始すると発表した。 本実証は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発

【フィリピン】メラルコ、ベースロード電源の入札開始
2024.06.13

【フィリピン】メラルコ、ベースロード電源の入札開始

 フィリピンの配電最大手マニラ電力(メラルコ)は12日、発電単価が安く安定した電力供給が見込めるベースロード電源の競争選考方式(CSP)による入札手続きを開始したと発表した。発電容量60万キロワット相当の調達先を選定する。 意向表明書の提出期限は25日、事前説明会は7月4日、入札

【霞む最終処分】(49)第9部 高レベル放射性廃棄物 玄海町(上) 原発の町示した矜持 「適地」選定の呼び水に
2024.06.09

【霞む最終処分】(49)第9部 高レベル放射性廃棄物 玄海町(上) 原発の町示した矜持 「適地」選定の呼び水に

 佐賀県玄海町の九州電力玄海原発に続く国道204号は朝夕、作業員を乗せたバスや車が絶え間なく往来する。沿道には作業員が定宿とする旅館やホテルが10軒ほど立ち並んでいる。三方を玄界灘に囲まれた岬「値賀崎(ちかざき)」にそびえる原子炉建屋から生み出される電気は、九州地方の人々の営みを支え続けてきた

露攻撃で電力供給能力4割以下、キーウでは1日4時間しか電気使えない地域も…英紙報道
2024.06.08

露攻撃で電力供給能力4割以下、キーウでは1日4時間しか電気使えない地域も…英紙報道

 英紙フィナンシャル・タイムズは5日、ウクライナを侵略するロシア軍による発電所などへの攻撃で、ウクライナの電力供給能力が2022年の侵略開始前の4割以下に落ち込んだと報じた。首都キーウで計画停電を迫られ、市民生活に大きな影響が出ている。 同紙によると、従来は欧州最大規模の約55ギ

ニトリ、屋根上太陽光発電を本格稼働 島忠にも電力供給
2024.06.07

ニトリ、屋根上太陽光発電を本格稼働 島忠にも電力供給

ニトリホールディングスはSustechと連携し、FIP制度を利用した余剰電力活用型の太陽光発電の稼働およびニトリグループ他拠点への供給を含めた再生可能エネルギー循環の実現に向けて準備を進め、2024年度より本格稼働した。FIP制度を利用した自社設備の屋根上における太陽光発電プロジ

韓国各地で行き詰まる送電線建設、深刻な国家的課題だ【6月4日付社説】
2024.06.04

韓国各地で行き詰まる送電線建設、深刻な国家的課題だ【6月4日付社説】

 人工知能(AI)は大量の電力を消費する。ところが韓国で、電力を送る送配電網の建設に深刻な支障が生じている。数年にわたって遅延するのが常だ。6月に竣工予定の「345キロボルト北唐津-新温井送電線路」の場合、当初は2003年に事業を開始して12年の竣工が目標だったが、地域住民や環境団体の反対、自

夏の「節電要請」出さないことを決定 全国的に電力確保の見通し 経済産業省
2024.06.03

夏の「節電要請」出さないことを決定 全国的に電力確保の見通し 経済産業省

経済産業省は、3年ぶりに夏の「節電要請」を出さないことを決定しました。経済産業省は、この夏の電力供給の余力を示す予備率について、10年に1度の厳しい暑さを想定した場合でも、安定供給に最低限必要な3%を全国的に確保できる見通しを示し、節電要請を行わないことを決定しました。<

東京ディズニーランド・シーで一時停電、複数のアトラクションが停止し搭乗者避難
2024.06.02

東京ディズニーランド・シーで一時停電、複数のアトラクションが停止し搭乗者避難

 千葉県浦安市の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで2日午後3時半頃、一時的な停電が発生し、複数のアトラクションが停止した。 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドによると、アトラクションに搭乗していた来場者を一時避難させた。けが人の情報はないという。電力はすぐ

ウクライナ、原発再稼働前倒し 電力制限を回避
2024.05.29

ウクライナ、原発再稼働前倒し 電力制限を回避

[キーウ 28日 ロイター] - ウクライナの国営電力会社ウクルエネルゴは28日、原発を修理して予定より早く再稼働したと明らかにした。電力供給制限を回避できるとみられる。同社は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、「きょうは国内全域で家庭や企業の電力消費が制限される見通しは

韓国主要紙の朝刊ヘッドライン(5月27日)
2024.05.27

韓国主要紙の朝刊ヘッドライン(5月27日)

<朝鮮日報>韓中首脳が会談 「外交安保2プラス2対話」創設へ <東亜日報>韓中FTA 文化・法律分野への拡大推進へ<中央日報>韓中が外交安保対話創設へ 供給網の安全装置も新設  <ハンギョレ>韓中 外交安保対話新設へ…FTA第2段階交渉も再開<

多額の累積赤字抱える韓国電力、社長が電気料金引き上げを訴え
2024.05.16

多額の累積赤字抱える韓国電力、社長が電気料金引き上げを訴え

「エネルギー基本計画」見直し議論始まる 2035年度以降の電源構成・脱炭素が焦点
2024.05.15

「エネルギー基本計画」見直し議論始まる 2035年度以降の電源構成・脱炭素が焦点