ウクライナ平和サミット、90カ国・組織が参加登録=スイス政府
スイス政府は15─16日に開催される「ウクライナ平和サミット」について、90カ国・組織が参加登録していることを明らかにした。
サミットの目的は、ロシアとウクライナを将来の和平プロセスに関与させる方法を見つけることであり、ロシアとの関係が密接な主要国はその関与を重要視している。
しかし、ロシアは招待されておらず、サミットに参加しない可能性もあり、大きな進展が期待できるかは不透明である。
[ベルン 10日 ロイター] - スイス政府は10日、15─16日に同国が主催する「ウクライナ平和サミット」について、これまでのところ90カ国・組織が参加を登録していると明らかにした。
ロシアは招待されていないものの、ロシアとウクライナ両国を将来の和平プロセスに関与させる方法を巡り「共同でロードマップを定める」ことを目的にしているという。
中国などロシアとの関係が密接な主要国は、ロシアとウクライナの双方が参加しなければ協議に意味がないと主張。そのため、サミットで何らかの大きな進展があるとの期待は弱まっている。