米、中国にウクライナ平和サミット出席求める 「存在は有益」
米国務省の報道官は、中国にウクライナ平和サミットへの参加を求めた。
中国は和平会議に不参加を表明していたが、同省報道官は中国の存在を有益と考えている。
さらに、米国がロシアの防衛産業基盤に貢献している企業を中国が取り締まるべきだと述べた。
Simon Lewis Kanishka Singh
[ワシントン 6日 ロイター] - 米国務省の報道官は6日、スイスで今月開催される「ウクライナ平和サミット」に出席するよう中国に求めた。
ロシアはサミットに招待されておらず、中国はこれまで、実質的な和平会議には交戦中の両国の出席が必須として不参加を表明している。
同省報道官はメディア向けブリーフィングで「中国の存在は有益と考えている」と語った。
また、米国がロシアの防衛産業基盤に貢献していると指摘する企業を中国は取り締まるべきとも述べた。そうすれば「さらに一層有益だ」とした。