WHO、パンデミック条約の交渉1年延長
世界保健機関(WHO)総会は1日、感染症の世界的大流行の予防や対応を定めた「パンデミック条約」の採択を見送り、加盟国間の交渉を1年延長することを決めた。
パンデミック条約の採択見送りにより、感染症の緊急事態に対応する枠組みの整備が遅れる可能性が生じることが懸念されている。
今回の決定が、将来のパンデミックによる影響を最小限に抑えるための国際的な協力体制構築にどのような影響を与えるかが注目されている。
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)総会は1日、感染症の世界的大流行の予防や対応を定めた「パンデミック条約」の採択を見送り、加盟国間の交渉を1年延長することを決めた。