ケネディ氏、大統領選撤退しトランプ氏支援も=報道

AI要約

米大統領選に無所属で出馬していたケネディ・ジュニア氏が、撤退してトランプ前大統領を支援する可能性を検討している。

ケネディ氏がトランプ氏の票を奪い、民主党候補であるハリス副大統領の勝利に道を開いてしまうリスクがあるとして、トランプ氏支援の可能性があると述べられている。

トランプ氏もケネディ氏の支持に前向きであり、ケネディ氏も全ての政党の指導者と話をする用意があると公言している。

ケネディ氏、大統領選撤退しトランプ氏支援も=報道

[20日 ロイター] - 米大統領選に無所属で出馬している弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、選挙戦から撤退して共和党候補であるトランプ前大統領を支援する可能性を検討している。ケネディ氏が副大統領候補に選んだニコール・シャナハン氏が、メディア企業「インパクト・セオリー」の20日付けオンラインインタビューで明らかにした。

シャナハン氏は、自身とケネディ氏がトランプ氏の票を奪い、民主党候補であるハリス副大統領の勝利に道を開いてしまうリスクがあると説明。「直ちに撤退してトランプ氏に協力」する可能性があるとした。

トランプ氏は同日CNNで、ケネディ氏が自身の支持に回るなら、自身の政権で役割を果たしてもらうことに「もちろん前向きだ」と発言。「彼は素晴らしい男だ。非常に賢い男だ」と賞賛した。

ケネディ氏は同日、X(旧ツイッター)に、自身の目的を推し進めるために「どの政党の指導者とでも話をする用意がある」と投稿した。

今月実施された世論調査では、ケネディ氏の支持率は4%。ハリス氏とトランプ氏が接戦となった場合には、勝敗を決するだけの票を動かせる可能性がある。