# 食糧・農業

想定外の「野菜で被害」 大発生の果樹カメムシ 収量への影響懸念
2024.08.23

想定外の「野菜で被害」 大発生の果樹カメムシ 収量への影響懸念

 果樹カメムシ類が全国的に多発する中、一部では野菜も被害を受ける事例が確認されている。 愛媛県内でキュウリを10アールで育てる男性(29)は7月上旬、畑でチャバネアオカメムシが「茎にも葉にも、びっしり」付いているのを発見した。スタークル剤を散布したが、その3日後にも再び多数の発生

知事、県「フルーツ・ステーション」整備断念 自民反対で再提案困難
2024.08.23

知事、県「フルーツ・ステーション」整備断念 自民反対で再提案困難

 県の2024年度一般会計当初予算案に関連事業費が計上され、県議会側の反発を受けて撤回・削除された県産果樹情報発信拠点「フルーツ・ステーション」について、吉村美栄子知事が施設整備を断念したことが22日、分かった。吉村知事は山形新聞の取材に対し、同施設を巡り県議会最大会派・自民党が22、24両年

収穫直前の梨約840個 13万円相当盗まれる 茨城で被害相次ぐ
2024.08.23

収穫直前の梨約840個 13万円相当盗まれる 茨城で被害相次ぐ

 茨城県の梨畑で収穫直前の梨約840個、13万円相当が盗まれました。県内では8月に入って梨が盗まれる事件が相次いでいます。 22日午前8時半ごろ、筑西市関本中で「畑から梨が盗まれました」と農業を営む70代の男性から110番通報がありました。警察によりますと、収穫直前の梨「豊水」約

全国から13店舗が集結「日本一のそばの里」で4万人来場のそば祭り…幌加内町・あの街行く北海道
2024.08.23

全国から13店舗が集結「日本一のそばの里」で4万人来場のそば祭り…幌加内町・あの街行く北海道

 8月31日、9月1日の2日間、毎年4万人以上が来場する大人気イベントの「幌加内町新そば祭り」が開催される。町内はじめ全国から13店舗が集結。そば食べ歩き、そばパネル展、歌手やタレントのステージショーなど、「日本一のそばの里」が熱く盛り上がる。 1970年代に米の減反政策が始まり

【クマ出没情報】畑でトウモロコシ食べるクマ目撃 福島県猪苗代町中町 22日午後10時前
2024.08.23

【クマ出没情報】畑でトウモロコシ食べるクマ目撃 福島県猪苗代町中町 22日午後10時前

警察によりますと22日午後9時50分ごろ、福島県猪苗代町中町で男性が自宅北側にある畑から物音が聞こえたため確認したところ、畑でトウモロコシを食べるクマ1頭(体長約80センチメートル)を目撃しました。クマはその後、立ち去ったということです。畑にはトウモロコシ数本を食べた跡がありまし

駆除ウニ使いTシャツ 富山県氷見高・ゴールドウイン・とやまのめ、秋に発売
2024.08.23

駆除ウニ使いTシャツ 富山県氷見高・ゴールドウイン・とやまのめ、秋に発売

 駆除したムラサキウニを廃棄野菜で養殖し、食用化を目指している富山県の氷見高校は、ゴールドウイン、一般社団法人とやまのめ(射水市)、同法人の事業会社「シテン」(同)と共に、ウニの殻を染色材料にしてベージュ色のTシャツを作り、秋に発売するプロジェクトを始めた。生徒や関係者が22日、養殖実験が行わ

《パラグアイ》パラグアイ唯一の和牛農場訪ねて=「カバーニャH」林英二郎さん≪4≫=南米で唯一和牛ビジネスを軌道に
2024.08.23

《パラグアイ》パラグアイ唯一の和牛農場訪ねて=「カバーニャH」林英二郎さん≪4≫=南米で唯一和牛ビジネスを軌道に

 2023年9月に米国農務省(USDA)が発表した「パラグアイに関する家畜および製品年次報告」によると、パラグアイの2023年初頭の牛の飼育頭数は1350万頭で、前年より10万頭減少した。 これは2022年後半まで3年間続いた干ばつの影響だったが、林さんの和牛農場はグアラニー水層

「夏休みのカレーライス作りも大変」猛暑で夏野菜は軒並み高値 価格が安定するのは9月末ごろ 価格高騰のなかオススメは「ブロッコリーはお買い得」
2024.08.23

「夏休みのカレーライス作りも大変」猛暑で夏野菜は軒並み高値 価格が安定するのは9月末ごろ 価格高騰のなかオススメは「ブロッコリーはお買い得」

野菜の高値が続いている一方で、厳しい暑さは今後も続くことが予想されています。野菜の価格にどう影響するか、聞いてみました。広島市青果食品商業協同組合 山口利郎理事長「朝夕の気温が25℃とか26℃、24℃とかに下がらないと芽が出ないんで、特に葉物なんかは影響が出てますよ

茨城県内で梨の窃盗事件が相次ぐ 土浦市で約2750個、筑西市で約840個盗まれる 農家の男性「1年かけて作ったのに…」「がっかり」
2024.08.23

茨城県内で梨の窃盗事件が相次ぐ 土浦市で約2750個、筑西市で約840個盗まれる 農家の男性「1年かけて作ったのに…」「がっかり」

茨城県内で収穫直前の梨が盗まれる被害が相次いでいます。土浦市では2700個あまりが盗まれ、警察が窃盗事件として捜査していますおととい、茨城県土浦市で梨2750個ほど、およそ30万円相当が盗まれる被害が発覚しました。警察によりますと、20日の夕方から翌日の朝にかけて農園に人がおらず

OKBアグリビジネス助成金 東海3県の高校や大学などに贈呈 大垣共立銀行が支援
2024.08.22

OKBアグリビジネス助成金 東海3県の高校や大学などに贈呈 大垣共立銀行が支援

  農業分野で将来性が期待される研究や取り組みを支援するOKBアグリビジネス助成金の贈呈式が22日、岐阜市で行われました。  この助成金は農業分野で期待される研究や取り組みを行う学校や事業者を大垣共立銀行が支援するもので、2014年に創設されました。  今回で11回

孫悟空も食べたという幻のモモ 「蟠桃」の収穫始まる 岐阜県高山市
2024.08.22

孫悟空も食べたという幻のモモ 「蟠桃」の収穫始まる 岐阜県高山市

  世界三大美人の楊貴妃が好み、孫悟空も食べたという幻のモモ「蟠桃」の収穫作業が高山市の果樹園で始まりました。  蟠桃は、中国原産で平べったい形をしています。強い香りと濃厚な甘さが特長です。病害虫や雨に弱く、栽培がとても難しいことなどから幻のモモと呼ばれています。 

猛暑の影響も…全国で“米不足” 価格高騰に購入制限で消費者困惑 新米が出回れば“品薄”解消も、価格は高めの可能性    
2024.08.22

猛暑の影響も…全国で“米不足” 価格高騰に購入制限で消費者困惑 新米が出回れば“品薄”解消も、価格は高めの可能性    

 去年の猛暑の影響などで、米の価格が高騰しています。この高値はいつまで続くんでしょうか。食欲をそそる、ほかほかの炊きたてゴハン。いま、物価の優等生とも言える米の価格が上がっています。買い物に来た人「高いですよね、本当に。消費者としてはちょっとね」

【山形】モモのシーズン到来・村山市「川中島白桃」の品評会
2024.08.22

【山形】モモのシーズン到来・村山市「川中島白桃」の品評会

出荷のシーズンを迎えた県内産のモモの主力品種「川中島白桃」の品評会が22日、村山市で行われた。村山市は5年前から市の重点作物としてサクランボとモモ、そしてスイカとトマトの4品目を選定し、産地化と販路拡大の取り組みを進めていて、「川中島白桃」の品評会は、その一環として行ったもの。<

“旬の味覚味わって”千葉県松戸市に採りたてのナシ寄贈
2024.08.22

“旬の味覚味わって”千葉県松戸市に採りたてのナシ寄贈

 高齢者や子どもたちに旬の味覚を味わってもらおうと、千葉県松戸市内のナシ生産者でつくる団体が8月22日、市にナシ100箱を寄贈しました。 松戸市役所で行われたナシの寄贈式に参加したのは、市観光梨園組合連合会の高橋治会長と、市梨研究会の山中幸子会長で、採りたての「幸水」と「豊水」の

コメの品薄いつまで続く? 農水省・JA・専門家の見解は「9月」…2つの理由
2024.08.22

コメの品薄いつまで続く? 農水省・JA・専門家の見解は「9月」…2つの理由

 コメの品薄が続いていますが、一体いつになったら落ち着いてくるのでしょうか? 「コメの品薄はいつになったら解消するのか?」と多くの人が思っていると思います。 今回、「農林水産省」「JA」そして「専門家」に、それぞれの見解を聞きました。 答えは、農水省が

「自信を持って作ってます」イチジク目揃え会 これから収穫の最盛期に=静岡・伊東市
2024.08.22

「自信を持って作ってます」イチジク目揃え会 これから収穫の最盛期に=静岡・伊東市

これから収穫の最盛期を迎えるイチジクの目揃え会が静岡県伊東市で行われました。目揃え会には、伊東市内の6軒の生産者が収穫したイチジクが並びました。JAの職員が大きさ、色づきの基準や出荷時の注意点などを生産者と確認していきました。2024年のイチジクは、猛暑の影響で生育

島根オリジナルのブドウ品種「神紅」邑南町から初出荷 皮ごとパリっと!美味しく召し上がれ(島根)
2024.08.22

島根オリジナルのブドウ品種「神紅」邑南町から初出荷 皮ごとパリっと!美味しく召し上がれ(島根)

島根県で開発されたオリジナルの高級ブドウ「神紅(しんく)」が、22日に邑南町から初出荷されました。宝石のルビーのような鮮やかな紅色をした大粒の実、高級ブドウの「神紅」です。22日に邑南町であった初出荷式には、生産者をはじめ石橋町長など関係者が集まり、シーズンの幕開け

熊本県の農林水産物輸出額122億4千万円 11年連続で過去最高を更新
2024.08.22

熊本県の農林水産物輸出額122億4千万円 11年連続で過去最高を更新

熊本県の農林水産物の輸出額が、昨年度122億円を超え、11年連続で過去最高を更新しました。県によりますと、昨年度の農林水産物の輸出額は、前年度より16%増の122億4千万円となりました。11年連続で過去最高を更新しています。分野別でみると、農畜産物は54億2000万

「肌がきれい」で瑞々しい甘さ!鳥取の二十世紀梨を初出荷 アメリカや香港など海外輸出にも期待
2024.08.22

「肌がきれい」で瑞々しい甘さ!鳥取の二十世紀梨を初出荷 アメリカや香港など海外輸出にも期待

厳しい暑さが続きますが、暦の上では秋に入っていて味覚の秋の話題も届いています。鳥取を代表する秋の味覚である二十世紀梨がシーズンを迎え、22日に倉吉市で初出荷式が行われました。初出荷を迎えたのは、倉吉市と三朝町で栽培された露地物の二十世紀梨です。倉吉市内の選果場に生産者やJAの関係

新米を早く食卓に届けたい コシヒカリの収穫が福井市で始まる 来週には店頭に
2024.08.22

新米を早く食卓に届けたい コシヒカリの収穫が福井市で始まる 来週には店頭に

コメが品薄となっている中、早く新米を食卓に届けようと、福井市の生産者が一足早くコシヒカリの刈り取りを始めました。来週には店頭に並ぶ予定です。記者「コメ不足の解消に向けて、需要に応えようと、農家は予定を早めて収穫している」コシヒカリは、一般的には5月半ば