孫悟空も食べたという幻のモモ 「蟠桃」の収穫始まる 岐阜県高山市

AI要約

世界三大美人の楊貴妃が好んだ幻のモモ「蟠桃」の収穫作業が高山市で始まった。

蟠桃は中国原産で香りと甘さが特徴的だが、病害虫や雨に弱く栽培が難しい。

「西遊記」で孫悟空が蟠桃を食べて不老長寿になったとされる。今年の収穫量は少ないが豊作で甘さが増している。

孫悟空も食べたという幻のモモ 「蟠桃」の収穫始まる 岐阜県高山市

  世界三大美人の楊貴妃が好み、孫悟空も食べたという幻のモモ「蟠桃」の収穫作業が高山市の果樹園で始まりました。

  蟠桃は、中国原産で平べったい形をしています。強い香りと濃厚な甘さが特長です。病害虫や雨に弱く、栽培がとても難しいことなどから幻のモモと呼ばれています。

  小説「西遊記」では、孫悟空がこのモモを食べて不老長寿になったとされています。

  高山市江名子町の樋口果樹園では、約40年前から栽培していて、22日は8センチほどに育った桃を一つずつ丁寧に収穫していました。

  2024年は雨が少なく晴れの日が多かったことから実は若干小ぶりですが豊作で、例年より甘さが増しているということです。

※樋口果樹園 樋口義孝さん

  「糖度18度以上になる品種で、不老長寿ということで皆さんに食べていただきたいと思います」

  収穫は、9月中旬頃までで、陣屋前朝市や電話注文で販売するということです。