「夏休みのカレーライス作りも大変」猛暑で夏野菜は軒並み高値 価格が安定するのは9月末ごろ 価格高騰のなかオススメは「ブロッコリーはお買い得」
厳しい暑さが続く中、野菜の高値が続いており、夏野菜も平年より2~3割高値で販売されている。
野菜の入荷量も去年に比べて1割~2割減少しており、農作物への影響が出ている。
暑さが続く中、9月後半まで価格が落ち着くのは難しい状況である。
野菜の高値が続いている一方で、厳しい暑さは今後も続くことが予想されています。野菜の価格にどう影響するか、聞いてみました。
広島市青果食品商業協同組合 山口利郎理事長
「朝夕の気温が25℃とか26℃、24℃とかに下がらないと芽が出ないんで、特に葉物なんかは影響が出てますよね」
訪れたのは、広島市中区の、「GOGOやまぐち」。広島市青果食品商業協同組合の理事長、山口利郎さんです。
野菜全般で去年と比べ入荷量も減っているといいます。
広島市青果食品商業協同組合 山口利郎理事長
「感覚ですけど、去年に比べたら1割2割ぐらいだろうと思うんですけど、それでもやっぱり大きいですね、影響は」
■夏野菜は軒並み高騰 平年より2~3割高値
夏野菜にも影響が出ています。
広島市青果食品商業協同組合 山口利郎理事長
「きゅうりもトマトもナスもみんな高いですよ。全部夏野菜です。盆開けるとナスとかきゅうりとかはとかはね、値段が大きく下がるんですけど、今年は全然下がらず、高値が続いてます」
平年より2割から3割ほど高値だそうです。
農林水産省が発表した今月5日の週の全国の野菜価格です。調査対象の8品目は軒並み、平年を上回り30%以上高い野菜もあります。この夏、育ち盛りの子どもを抱える家庭は大変だったそうです。
買い物客
「小さい子がいるので、お野菜もいっぱい食べさせたいですし、お米もしっかり食べさせたいので、少しでも気温も落ち着いて、お野菜もお値段が落ち着いてくれたら嬉しいなと思います」
買い物客
「子どもは高校生です、16歳。食べ盛りなので、食べさせないといけないので、夏休みはお金がかかったと思います」
■続く暑さ 値段が落ち着くのはいつ?オススメの野菜は
今後も厳しい暑さが続くという予想も出ています。
広島市青果食品商業協同組合 山口利郎理事長
「秋野菜の苗は夏に植えるんですけど、夏に植えても今暑くて猛暑で育ってないので、秋に向けての出荷がちょっと遅れそうな感じですよね。やはり9月の後半じゃないとなかなか落ち着かないんじゃないかなとは予測しますけどね」