# 水産・海洋研究

延岡・北浦湾で赤潮 6年ぶり、養殖カンパチ被害
2024.07.31

延岡・北浦湾で赤潮 6年ぶり、養殖カンパチ被害

 県は30日、延岡市北浦町の北浦湾で赤潮が発生し、養殖カンパチが死ぬなどの被害が出たと発表した。県などが被害状況を確認している。県内での赤潮被害は2018年に同湾で確認されて以来、6年ぶり。県は被害が拡大する可能性もあるとし、漁業関係者に注意を呼びかけている。

サンマがことしも不漁に?大きさも「かなり小ぶり」
2024.07.31

サンマがことしも不漁に?大きさも「かなり小ぶり」

日本の近海にやってくるサンマの量は、今年も低い水準になる見通しです。 水産庁などによりますと、8月から12月までに日本の近海にやってくるサンマは、およそ92万トンと去年とほぼ同じ水準となる見通しです。 大きさも一匹あたり80グラムから100グラム程度と、小さいものが

サンマ、来遊量は昨年並み低水準 小ぶり、水産庁が漁期の見通し
2024.07.30

サンマ、来遊量は昨年並み低水準 小ぶり、水産庁が漁期の見通し

 水産庁は30日、サンマに関して、今年の漁期(8~12月)に、日本の漁船が操業する北海道から千葉県沖にかけての漁場に来る来遊量の見通しを発表した。来遊量は昨年並みの低水準で、大きさは小ぶりになると予想した。8~9月の漁場は公海が中心になるとの見方を示した。 来遊量が低水準で漁場が

サンマ、今年も不漁の恐れ 近海への来遊、低水準 水産庁
2024.07.30

サンマ、今年も不漁の恐れ 近海への来遊、低水準 水産庁

 水産庁は30日、不漁が続いているサンマについて、主な漁場となる日本近海への2024年漁期(8~12月)の来遊量が、昨年同様低水準になるとの見通しを発表した。 地球温暖化などを背景に、エサとなるプランクトンが減り、サンマの生き残りや成長が難しくなっているとみられる。

サンマ来遊量、今年も低水準の予想 23年より小ぶりか 水産庁
2024.07.30

サンマ来遊量、今年も低水準の予想 23年より小ぶりか 水産庁

 水産庁は30日、資源減少が問題となっているサンマについて今年の漁期(8~12月)の来遊量予想を発表した。昨年と同様、低水準の来遊量になると予測。サイズが大きい1歳魚の割合は昨年並みだが、体重は昨年を下回ると見込んでいる。 サンマの1歳魚は6~7月に実施する資源量調査時に体長が2

パックご飯など値上げ 11月に55品 東洋水産
2024.07.30

パックご飯など値上げ 11月に55品 東洋水産

 東洋水産は30日、パックご飯などの包装米飯計55品を11月1日出荷分から値上げすると発表した。 原料米価格や包装費、物流費などの高騰が理由で、税抜きの希望小売価格を13~14%引き上げる。 代表商品のパックご飯「マルちゃん あったかごはん」は税抜きで191円から2

初確認から6年後で爆発的に増加し大淀川水系の71%でDNAを確認 生態系を脅かす外来魚にどう対応?
2024.07.30

初確認から6年後で爆発的に増加し大淀川水系の71%でDNAを確認 生態系を脅かす外来魚にどう対応?

生態系を脅かしながら“爆発的増殖”を続けている外来魚がいる。その現場は宮崎県都城市の大淀川水系。ここ数年、海外原産のある魚が爆発的に増えている。川の生態系を脅かすその魚とは…。現地で調査した。7月10日、都城淡水漁協の清水克己組合長に協力してもらい、都城市内の川を調査。すると、探

カジカゴリ大きく育て 犀川、猛暑対策、放流前倒し 
2024.07.30

カジカゴリ大きく育て 犀川、猛暑対策、放流前倒し 

 金沢市の犀川などで30日、カジカゴリの稚魚計7千匹が放流された。猛暑が予想される今年は、放流前に稚魚が死滅することを危惧し、放流時期を1カ月半前倒し。金沢漁協の組合員らが魚の順調な成長を願った。 石川県内水面水産センター(加賀市)でふ化した体長4センチの稚魚を、金沢市大桑町と千

今年もサンマは高級魚? 一時的に上向くも去年並みの低水準の見通し 水産庁発表
2024.07.30

今年もサンマは高級魚? 一時的に上向くも去年並みの低水準の見通し 水産庁発表

今年も食卓から、遠い魚になりそうです。水産庁は今季の、サンマの来遊量の見通しを発表しました。去年と同じ低水準が見込まれています。見通しは今年8月から12月までの北海道の東から福島の常磐沖の海域にかけてで、水産庁によりますと、10月にはアリューシャン列島

コメ在庫、過去最低156万トン 昨年の猛暑や訪日客需要で 農水省
2024.07.30

コメ在庫、過去最低156万トン 昨年の猛暑や訪日客需要で 農水省

 農林水産省は30日、6月末時点のコメの民間在庫量(速報値)が156万トンだったと公表した。 前年同時期と比べ41万トン少なく、比較可能な1999年以降、過去最低の水準。猛暑による2023年産米の生産不振に加え、インバウンド(訪日客)需要の急増や、パン・麺類に比べ値上がりが緩やか

【速報】秋の味覚サンマは今年も高級魚に?…昨年と同じく低水準が続く見通し 水産庁
2024.07.30

【速報】秋の味覚サンマは今年も高級魚に?…昨年と同じく低水準が続く見通し 水産庁

水産庁は30日、2024年8月から12月までの北海道の東海域から常磐海域におけるサンマの漁獲量の見通しについて、2023年と同じ低水準になると発表した。また1歳魚が占める割合は2023年並みで、1歳魚の体重は2023年を下回るとしている。

JR四国がサーモンの陸上養殖に新規参入へ 2030年までに1億円超の売り上げ目指す【香川】
2024.07.30

JR四国がサーモンの陸上養殖に新規参入へ 2030年までに1億円超の売り上げ目指す【香川】

JR四国はグループとして初めて一次産業の分野に事業を広げサーモンの陸上養殖に新規参入することになりました。JR四国の四之宮社長が7月30日の定例会見で発表しました。発表によりますとJR四国は8月以降サーモンの陸上養殖に新規参入します。熊本県八代市の業者からノウハウを

品種改良で夏場も出荷できる養殖マガキ ドバイや香港など海外にも輸出されるブランド「大入島オイスター」
2024.07.30

品種改良で夏場も出荷できる養殖マガキ ドバイや香港など海外にも輸出されるブランド「大入島オイスター」

 冬を代表する味覚の一つ、マガキ。九州でも養殖に取り組む地域が増え、晩秋から初春にかけて漁港にカキ焼き小屋が並ぶ風景があちこちで見られる。養殖技術の改良が進み、近年は季節外れとされてきた夏場も出荷できるようになった。漁業者の収入安定を図る取り組みが広がっている。 大分県佐伯市の離

クロマグロの漁獲量未報告問題 青森県の再調査で新たに2019年度と20年度に92.6トン分の未報告があったと判明 30日に水産庁に報告予定
2024.07.29

クロマグロの漁獲量未報告問題 青森県の再調査で新たに2019年度と20年度に92.6トン分の未報告があったと判明 30日に水産庁に報告予定

下北で水揚げされたクロマグロの漁獲量の一部が青森県に報告されていなかった問題で、県の再調査の結果、新たに2019年度と20年度に92.6トン分の未報告があったことが分かりました。県によりますと、未報告があったのは大間、奥戸、大畑町の3つの漁協に所属する漁業者です。再

カキ養殖の切り札となるか カキの赤ちゃん“幼生”を見つけるアプリ 顕微鏡が不要に 中国電力が広島で実証試験
2024.07.29

カキ養殖の切り札となるか カキの赤ちゃん“幼生”を見つけるアプリ 顕微鏡が不要に 中国電力が広島で実証試験

夏はカキの産卵の季節。カキの産地、広島では、カキの赤ちゃん“幼生”をアプリで見つける試みが行われている。中国電力が開発した“全国初”のカキ幼生検出アプリの実証試験のその後を追った。白いネットで海水をとり、これをアプリで解析する。これは、中国電力が進めるカキの赤ちゃんを検出するアプ

19、20年度も漁獲量未報告 青森のクロマグロ、計90トン超
2024.07.29

19、20年度も漁獲量未報告 青森のクロマグロ、計90トン超

 青森県大間産クロマグロの2021年度分漁獲量の一部が報告されていなかった問題で、県は29日、19年度に3.5トン、20年度に89.1トンの未報告があったと発表した。18年度以前は未報告が疑われる証拠は見つからず、少なくとも19~21年度に報告義務違反があったことが判明して一連の調査を終えた。

【最後の遠洋航海から帰港】実習船「りあす丸」 宮古水産高校のハワイ沖実習終え宮古港に 岩手県宮古市
2024.07.29

【最後の遠洋航海から帰港】実習船「りあす丸」 宮古水産高校のハワイ沖実習終え宮古港に 岩手県宮古市

 岩手県立宮古水産高校の実習船「りあす丸」が最後の遠洋航海を終え、29日朝、宮古港に帰ってきました。 ことし6月に宮古水産高校の生徒を乗せてハワイ沖などで実習を行った「りあす丸」は29日、宮古港に戻りました。 港ではセレモニーが行われ、実習を終えた生徒の代表が「りあ

すしネタの王様「クロマグロ」漁獲枠拡大へ 消費者も漁業者も“おいしい”思いはできるのか?
2024.07.26

すしネタの王様「クロマグロ」漁獲枠拡大へ 消費者も漁業者も“おいしい”思いはできるのか?

日本人にも外国人にも大人気のマグロですが、先週、国際会議で今後の価格に影響しそうな動きがありました。一方でマグロの町を取材すると漁師が置かれる悲痛な現状も見えてきました。鮮やかな赤身。濃厚なトロ。すしネタの王様「本マグロ」。その味はもちろん…【記者リポ

「海洋熱波」が「最も暑い夏」をもたらしたと気象庁など分析 今夏も危険な高温続くと予測
2024.07.26

「海洋熱波」が「最も暑い夏」をもたらしたと気象庁など分析 今夏も危険な高温続くと予測

 北日本が昨年「過去最も暑い夏」になったのは、三陸沖などの海面の温度が記録的に高くなる「海洋熱波」が影響した可能性が高い、とする分析結果を気象庁や東京大学などの研究グループが発表した。海面水温の極端な高温により、低い位置の雲の形成が妨げられて日射が増したほか、水蒸気が増えるという複数の気象要因

ワカメ4トン以上を海に投棄 水産加工会社の代表など3人を逮捕〈宮城・石巻市〉
2024.07.26

ワカメ4トン以上を海に投棄 水産加工会社の代表など3人を逮捕〈宮城・石巻市〉

収穫したワカメを加工した後、海に不法に投棄したとして、宮城県石巻市の水産加工会社の代表とアルバイトの男など3人が逮捕されました。廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、石巻市の水産加工会社の代表の男(72)とアルバイトの男2人です。石巻海上保安署によりますと、男3人