カジカゴリ大きく育て 犀川、猛暑対策、放流前倒し 

AI要約

金沢市の犀川などで30日、カジカゴリの稚魚計7千匹が放流された。猛暑が予想される今年は、放流前に稚魚が死滅することを危惧し、放流時期を1カ月半前倒し。

金沢漁協の組合員らが魚の順調な成長を願った。石川県内水面水産センターでふ化した体長4センチの稚魚を、金沢市大桑町と千日町の犀川と、浅野川の支流・白見谷川の3地点に放った。

例年は9月中旬に放流するが、昨年は夏場に稚魚の死亡が多かったため、対策を講じた。金沢の伝統食であるゴリを守りながら、試行錯誤を続ける意思が伝わる。

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