ワカメ4トン以上を海に投棄 水産加工会社の代表など3人を逮捕〈宮城・石巻市〉

AI要約

宮城県石巻市の水産加工会社の代表とアルバイト2人が、収穫したワカメを海に不法投棄した疑いで逮捕された。

男たちは4トン以上のワカメを船から海に捨て、塩漬け加工した後だったため、腐敗が進んでいたという。

匿名通報によって事件が発覚し、海上保安署は代表の男がアルバイトたちに指示をしていた可能性も調査している。

ワカメ4トン以上を海に投棄 水産加工会社の代表など3人を逮捕〈宮城・石巻市〉

収穫したワカメを加工した後、海に不法に投棄したとして、宮城県石巻市の水産加工会社の代表とアルバイトの男など3人が逮捕されました。

廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、石巻市の水産加工会社の代表の男(72)とアルバイトの男2人です。

石巻海上保安署によりますと、男3人は6月29日、石巻市小渕浜の沖合で不要になったワカメを船上から複数回にわたって海に投棄した疑いが持たれています。捨てられたワカメは4トン以上に及び、塩漬け加工された後、倉庫に放置されていたもので、腐敗が進んでいたということです。

海上保安署の調べに対し、男3人はいずれも容疑を認めているということです。

事件は「ワカメのようなものを捨てている人がいる」と匿名の通報があり発覚しました。海上保安署は代表の男がアルバイトの男2人に指示をしていたとみて、余罪の有無を含めて慎重に捜査しています。