【最後の遠洋航海から帰港】実習船「りあす丸」 宮古水産高校のハワイ沖実習終え宮古港に 岩手県宮古市
岩手県立宮古水産高校の実習船「りあす丸」が最後の遠洋航海を終え、29日朝、宮古港に帰ってきました。
「りあす丸」は老朽化により、今回が最後の遠洋航海となり、11月下旬まで近海での実習で使用される予定です。
宮古水産高校の生徒や教諭からは「りあす丸」への感謝の気持ちが伝えられました。
岩手県立宮古水産高校の実習船「りあす丸」が最後の遠洋航海を終え、29日朝、宮古港に帰ってきました。
ことし6月に宮古水産高校の生徒を乗せてハワイ沖などで実習を行った「りあす丸」は29日、宮古港に戻りました。
港ではセレモニーが行われ、実習を終えた生徒の代表が「りあす丸」へ「多くの生徒たちの成長を支えてくれてありがとうございました」と感謝を伝えました。
23年前から実習で使われてきた「りあす丸」ですが、老朽化により、今回が最後の遠洋航海となりました。
宮古水産高校 福士智哉 教諭
「わたしにとってはもう、お世話なった人のような感じですね。生徒も成長しましたし、わたしも成長させていただいた船だったと思います」
「りあす丸」は11月下旬まで近海での実習で使われる予定です。