# 水産・海洋研究

宿泊キャンセル、1万5千人に 山形県、風評被害防止へ情報発信
2024.08.08

宿泊キャンセル、1万5千人に 山形県、風評被害防止へ情報発信

 7月、記録的な大雨に襲われた山形県の吉村美栄子知事は8日の定例記者会見で、聞き取り調査の結果「6日現在で庄内最上地域を中心に、宿泊施設で1万5千人を超えるキャンセルが発生した」と明らかにした。風評被害防止に向け、道路や交通機関の運行状況を公式観光サイトや交流サイト(SNS)で発信するとしてい

【図解】食料自給率38%=カロリーベース、低迷続く―23年度
2024.08.08

【図解】食料自給率38%=カロリーベース、低迷続く―23年度

 農林水産省は8日、2023年度の食料自給率(概算)がカロリーベースで38%になったと発表した。

梅島三環子アナ 大好きなホヤが海水温上昇で大ピンチです…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」
2024.08.08

梅島三環子アナ 大好きなホヤが海水温上昇で大ピンチです…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

 私の大好きなホヤがピンチです。「ホヤが大量に死んでいる」という情報を南三陸の漁師さんから聞き「仙台放送Live News イット!」(月~金、午後3時45分~午後7時、宮城県内のニュースは午後6時9分~)の取材で漁船に乗せていただきました。伺ったのは、南三陸町歌津の漁港。船に乗って15分ほど

食と農 輸出事例共有 宮崎県内事業者らフォーラム
2024.08.08

食と農 輸出事例共有 宮崎県内事業者らフォーラム

 県内の農林水産物、食品の輸出拡大に向けた「みやざき『食と農』海外輸出促進フォーラム」(同促進協議会主催)は7日、県庁であった=写真。輸出に関心のある事業者や生産者ら約90人が参加。パネルディスカッションやグループワークなどを通して、先進事例を共有した。

「東海産ズワイガニ」消える可能性も…太平洋漁場、「10年で80キロ」ペースで北上
2024.08.08

「東海産ズワイガニ」消える可能性も…太平洋漁場、「10年で80キロ」ペースで北上

 北極の海氷が溶けて水温が上昇し、2040年から2100年の間に太平洋漁場が10年間で最大80キロメートル以上北上する可能性があるとの研究結果が出た。地球温暖化が深刻化した場合、東海(トンヘ)地域の漁獲量が大幅に減り、寒流性魚種のズワイガニの操業なども難しくなりうるという懸念も高まっている。<

富山湾の不漁、長期化恐れ ベニズワイやシロエビ 県調査、地震の海底地滑り影響
2024.08.08

富山湾の不漁、長期化恐れ ベニズワイやシロエビ 県調査、地震の海底地滑り影響

  ●「過度な漁獲避けて」 富山県は7日、能登半島地震による富山湾の水産資源への影響調査の中間報告を公表した。シロエビの4~6月の漁獲量が前年同期から8割以上減ったのは、海底地滑りで海水の汚れの原因である硫化物が増えたことが影響したとみられるとした。ベニズワイガニの水揚げ量減は地

富山湾漁獲シロエビ82%、ベニズワイ26%減 海底地滑り影響、過去最少
2024.08.08

富山湾漁獲シロエビ82%、ベニズワイ26%減 海底地滑り影響、過去最少

 県水産研究所は7日、能登半島地震による富山湾の水産資源への影響を調べた中間結果を公表した。海底地滑りにより、2024年の漁獲量は前年同期に比べ、シロエビが82%減の60トン、ベニズワイガニが26%減の107トンでいずれも過去最少。海底環境の変化でシロエビは生息場所を移した可能性があり、カニは

岸田総理が24日にも福島で漁業関係者らと面会で調整 処理水放出から1年
2024.08.08

岸田総理が24日にも福島で漁業関係者らと面会で調整 処理水放出から1年

岸田総理大臣は、ALPS処理水の海洋放出の開始から1年となる今月24日にも福島県を訪れ、漁業関係者らと面会する方向で調整に入りました。 処理水の海洋放出は去年8月24日に始まり、中国などが日本産水産物の輸入停止措置を続けています。 岸田総理は地元の漁業組合の関係者ら

第75回全国植樹祭 来年5月25日に開催/埼玉県
2024.08.07

第75回全国植樹祭 来年5月25日に開催/埼玉県

 国土緑化推進機構理事会は、7日、秩父ミューズパークをメイン会場に開かれる「第75回全国植樹祭」の開催日を、来年5月25日に決定しました。 全国植樹祭が埼玉県で開かれるのは、昭和34年=1959年4月の第10回以来、66年ぶり2回目です。 開催日の決定を受けて、大野

岡山県笠岡市沿岸部で魚が大量死 海水温上昇による赤潮発生が原因か
2024.08.07

岡山県笠岡市沿岸部で魚が大量死 海水温上昇による赤潮発生が原因か

 岡山県笠岡市沿岸部で7日、大量の魚が死んでいるのが見つかった。海水温の上昇によりプランクトンが異常繁殖し、赤潮が発生したことが原因とみられる。 市によると、同日午前8時ごろに住民から通報があり、大島、神島地区の砂浜に打ち上げられたチヌやボラなどの死骸を確認。岡山県や市の職員が計

富山湾、シロエビ漁獲量8割減 能登半島地震で海底地滑り影響か
2024.08.07

富山湾、シロエビ漁獲量8割減 能登半島地震で海底地滑り影響か

 富山県水産研究所は7日、能登半島地震による富山湾の水産資源への影響調査に関する中間報告を公表した。4~6月のシロエビの漁獲量は前年同時期から8割以上減った。地震に伴う海底地滑りで海水の汚れの原因となる硫化物が増えたことが影響したとみられる。 研究所によると、県内の4~6月のシロ

山形、記録的大雨の農業被害80億円に
2024.08.07

山形、記録的大雨の農業被害80億円に

 山形県は7日、7月の記録的大雨による農林水産関係の被害額は推計80億円に上ると発表した。水稲の浸水被害などが大きく、今月2日時点の推計60億円から上積みした。

記録的大雨の被害状況を県議会に説明 復旧費用など盛り込んだ補正予算案は来月初めに内示へ
2024.08.07

記録的大雨の被害状況を県議会に説明 復旧費用など盛り込んだ補正予算案は来月初めに内示へ

先月の記録的大雨について、県は、被害の全容把握を進めるとともに、被害に遭った人たちへの支援や復旧費用を盛り込んだ補正予算案を、来月初めにも県議会に内示する方針です。県議会からは、住宅の復旧作業を後押しするボランティアが不足している現状などが指摘されました。県は、先月

処理水放出で不安あおった韓国・共に民主党「デマをばらまいた」 朝鮮日報が社説で批判
2024.08.07

処理水放出で不安あおった韓国・共に民主党「デマをばらまいた」 朝鮮日報が社説で批判

保守系の韓国紙、朝鮮日報は7日付の社説で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出開始から今月で1年になることについて「放射能の基準値に迫ったことはただの一度もない」と安全性を指摘した上で、韓国の革新系最大野党「共に民主党」などが放出前に「韓国の水産物が放射能に汚染される」「第二の太平洋戦争」など

8月8日は「マルちゃん焼そばの日」 焼そば4種の食べ比べができる「焼そばフェス」開催 東洋水産
2024.08.07

8月8日は「マルちゃん焼そばの日」 焼そば4種の食べ比べができる「焼そばフェス」開催 東洋水産

 東洋水産は、【8月8日はマルちゃん焼そばの日「焼そばフェス」in有楽町】を有楽町駅前広場(東京都千代田区)で8月7日から8日にかけて開催している。 同種のイベントを実施するのは初めて。 常時30種類以上(チルド麺・即席麺・冷凍麺など)のラインナップの豊富さを訴求す

余市の中央水産試験場 夏休みの子ども向けに一般公開
2024.08.06

余市の中央水産試験場 夏休みの子ども向けに一般公開

余市町にある中央水産試験場できょう、日ごろの活動を子どもたちに紹介するイベントが開かれました。道立総合研究機構の中央水産試験場は、石狩や後志の海域で海洋生物の生態や水温を調査するなど、漁業の生産性を高めるための研究をしています。子どもたちが夏休み期間中のきょうは、海の生き物や漁業

愛知・蒲郡沖でカキ養殖事業に挑戦
2024.08.06

愛知・蒲郡沖でカキ養殖事業に挑戦

 愛知県蒲郡市の蒲郡漁協と三谷漁協で組織する市漁業振興協議会は、蒲郡の沖合でカキ養殖の事業化に挑戦しようと検証を進めている。2日、三谷地区と竹島地区の漁場に生食用マガキの稚貝を投入した。協議会長で三谷漁協の小林俊雄組合長は「始まったばかり。長い時間をかけて技術を確立できれば、期待できると思う」

「海と森のつながり」体感 エビ捕り楽しみ森の役割学ぶ 児童「いっぱいの生き物と出合えた」
2024.08.04

「海と森のつながり」体感 エビ捕り楽しみ森の役割学ぶ 児童「いっぱいの生き物と出合えた」

 京都府舞鶴市の海岸で7月24日、魚付き林と海辺の生き物の観察会が開かれた。参加した子どもたちは海に入って生き物を探したり、森の役割について学んだりした。 磯の生き物と森の観察を通して海と陸とのつながりを実感してもらいたいと、京都大舞鶴水産実験所と大浦会館、公益社団法人イオン環境

「廃棄物のホタテをあさっている」クマ目撃相次ぎ警戒続く…約2時間で3件の目撃 北海道枝幸町
2024.08.04

「廃棄物のホタテをあさっている」クマ目撃相次ぎ警戒続く…約2時間で3件の目撃 北海道枝幸町

北海道枝幸町では、2024年7月からクマの目撃が相次いでいて、警察が警戒を強めています。水産加工会社では、廃棄物となったホタテが荒らされていました。クマの目撃があったのは、枝幸町新港町の水産加工会社・枝幸水産です。2024年8月3日午後9時すぎ、会社の

《ブラジル》JICA ブラジル・メキシコ視察団11社が報告会 ハイブリッドで23日
2024.08.03

《ブラジル》JICA ブラジル・メキシコ視察団11社が報告会 ハイブリッドで23日

 JICA中南米部計画・移住課が日本時間23日午後3時から午後5時、オンラインと対面のハイブリッド形式で、「中南米日系社会との連携調査団(ブラジル・メキシコ)~水産・食品分野~帰国報告会」を開催する。定員に達し次第申し込み締め切り。 同報告会では、7月8~21日まで伯国とメキシコ