# 水産・海洋研究

ジャガイモ価格37%増…野菜価格8月中は高値続く見込み 猛暑や台風の影響で野菜価格高騰か 農水省
2024.08.14

ジャガイモ価格37%増…野菜価格8月中は高値続く見込み 猛暑や台風の影響で野菜価格高騰か 農水省

猛暑が野菜の生育に影響しています。今後は台風被害による価格高騰が懸念されます。農林水産省が14日、発表した先週の野菜の平均小売価格はジャガイモは37%、タマネギは32%、キュウリは31%、ニンジンは15%、それぞれ平年より高くなりました。ジャガイモは産地が北海道に切

4.4万回検査して基準値超過ゼロ件…「フクシマ怪談」に1.5兆ウォン超の無駄金を投じた韓国政府 汚染処理水放出から1年
2024.08.14

4.4万回検査して基準値超過ゼロ件…「フクシマ怪談」に1.5兆ウォン超の無駄金を投じた韓国政府 汚染処理水放出から1年

 昨年8月24日、日本の東京電力は福島の原子力発電所に貯留されている汚染処理水の海洋放出を開始した。これを前後して、韓国の一部の市民団体や政治家らは「放射能にまみれた魚を食べることになる」「日本の核テロだ」など、恐怖をあおるような疑惑をいくつも提起した。韓国政府は水産物の安全性を検証し、国民の

快挙! 11歳の少女が米メリーランド州で女性初&最年少の「釣りの達人」として表彰
2024.08.14

快挙! 11歳の少女が米メリーランド州で女性初&最年少の「釣りの達人」として表彰

 米メリーランド州では、「トロフィーサイズの魚」を10種類、釣り上げると、同州天然資源水産局から「マスターアングラー(釣りの達人)」として表彰される。サイズは魚の種類ごとに規定されているが、今年5月に11歳の少女がこの厳しい条件を見事にクリア。「マスターアングラー賞」を受賞して注目を集めている

【8月13日公表】海水と魚のモニタリング結果(福島)
2024.08.13

【8月13日公表】海水と魚のモニタリング結果(福島)

東京電力による、福島第一原発周辺の海水のモニタリング結果です。12日は、福島第一原発から3km以内の6地点で海水を採取する予定でしたが、悪天候のため海水の採取は中止となりました。また、水産庁が9日に採取した魚の迅速分析の結果は、全て検出限界値未満でした

社説:マグロ漁獲枠増 資源管理の重要性を物語る
2024.08.13

社説:マグロ漁獲枠増 資源管理の重要性を物語る

 水産資源の厳正管理の大切さを改めて確認したい。 刺身や高級すしネタとして人気の太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議で、30キロ以上の大型魚の漁獲枠を2025年以降、全体で1・5倍に拡げることで合意した。 小型魚も全体で10%増える。 日本の漁

ロボットの魚で環境DNAを収集、スイスで研究進む
2024.08.13

ロボットの魚で環境DNAを収集、スイスで研究進む

(CNN) 最も近い海から約400キロ離れたスイス・チューリヒ工科大学の学生が最先端のロボットの開発に取り組んでいる。このロボットが世界の海洋研究の方法を大きく変える可能性がある。自律型水中ロボットの「イブ」が蔵されたポンプの動力でシリコン製の尻尾を左右に振り、チューリヒ湖の冷た

7月の企業物価前年比3.0%上昇 8か月連続で過去最高 政府の補助金終了で
2024.08.13

7月の企業物価前年比3.0%上昇 8か月連続で過去最高 政府の補助金終了で

企業の間で取引されるモノの価格水準を示す7月の企業物価指数は、8か月連続で過去最高を更新しました。政府の補助金が終了したことで、電気代やガス代などが値上がりしたことが影響しています。日銀がきょう発表した7月の企業物価指数は、去年と比べて3.0%上昇して、123.1となりました。4

「身がプリプリ」一本釣りやマグロ解体ショーで大賑わい 伊良部島・パヤオの日まつり
2024.08.12

「身がプリプリ」一本釣りやマグロ解体ショーで大賑わい 伊良部島・パヤオの日まつり

宮古島市伊良部島の佐良浜漁港で、毎年恒例の「パヤオの日まつり」が開かれ、大勢の家族連れや観光客で賑わいました。「パヤオの日まつり」は県の水産業発展に大きく貢献している浮き漁礁「パヤオ」を広く知ってもらおうと、発祥の地・伊良部島で開かれているもので、ことしで15回目となります。

「安くておいしい」「奇跡的な脂乗り」夏のカツオが豊洲で注目の的
2024.08.12

「安くておいしい」「奇跡的な脂乗り」夏のカツオが豊洲で注目の的

 カツオの水揚げが好調で値下がりしている。夏のカツオは例年、脂が少なくあっさりとした味わいが特徴だが、今年は早くも脂が乗った魚が増えている。身質の評価も高く、小売店などで人気を集めている。(時事通信水産部 岡畠俊典)◆1日で1000トン以上も 主産地の宮城県気仙沼港

琵琶湖で観賞魚メダカを初確認 生態系乱す脅威「放流しないで」
2024.08.10

琵琶湖で観賞魚メダカを初確認 生態系乱す脅威「放流しないで」

 滋賀県立琵琶湖博物館と龍谷大生物多様性科学研究センターの共同研究グループは8日、人工的に品種改良された観賞魚メダカを県内の野外水域で初めて発見したと発表した。品種改良された観賞魚は国外外来魚、国内外来魚に次ぐ「第3の外来魚」として、在来種の遺伝的特性を乱す大きな脅威となる。研究グループは「観

主力解禁、サンマ漁が本格化 不漁続き「楽観できず」
2024.08.10

主力解禁、サンマ漁が本格化 不漁続き「楽観できず」

 サンマ漁の主力である棒受け網漁が10日、解禁された。拠点の一つ北海道根室市の花咲港からは午前8時ごろ、家族らに見送られて大型船15隻ほどが出発。ただ近年の水揚げ量は低迷が続き、出漁した男性(62)は「取るために出ているので頑張りたいが、楽観的にはなれない」とこぼした。 全国さん

海洋高生がスーパーでマグロ販売 はえ縄漁業の実習船で捕獲、新鮮さ評判
2024.08.10

海洋高生がスーパーでマグロ販売 はえ縄漁業の実習船で捕獲、新鮮さ評判

茨城県立海洋高(同県ひたちなか市)海洋技術科の3年生が航海実習で捕獲したマグロが9日、県内の食品スーパー「カスミ」の9店舗で販売された。生徒たちは今年4月下旬から7月上旬にかけ、計14人が2班に分かれて実習船「鹿島丸」に乗船。フィリピンやグアム沖で、はえ縄漁業の操業実習を行った。

5日先まで水温や潮の流れを予測 県の研究機関などが開発(千葉県)
2024.08.09

5日先まで水温や潮の流れを予測 県の研究機関などが開発(千葉県)

県水産総合研究センターは、海の水深別に、水温や潮の流れの向き・速度を5日先まで予測する「海況予測システム」を開発した。昨年から運用が始まっており、漁業者らの操業の効率アップが期待されている。これまで漁業者は、人工衛星の観測による海面水温や黒潮の現況の情報しか入手できず、「魚が回遊

宿泊キャンセル、1万5千人に 山形県、風評被害防止へ情報発信
2024.08.08

宿泊キャンセル、1万5千人に 山形県、風評被害防止へ情報発信

 7月、記録的な大雨に襲われた山形県の吉村美栄子知事は8日の定例記者会見で、聞き取り調査の結果「6日現在で庄内最上地域を中心に、宿泊施設で1万5千人を超えるキャンセルが発生した」と明らかにした。風評被害防止に向け、道路や交通機関の運行状況を公式観光サイトや交流サイト(SNS)で発信するとしてい

【図解】食料自給率38%=カロリーベース、低迷続く―23年度
2024.08.08

【図解】食料自給率38%=カロリーベース、低迷続く―23年度

 農林水産省は8日、2023年度の食料自給率(概算)がカロリーベースで38%になったと発表した。

梅島三環子アナ 大好きなホヤが海水温上昇で大ピンチです…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」
2024.08.08

梅島三環子アナ 大好きなホヤが海水温上昇で大ピンチです…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

 私の大好きなホヤがピンチです。「ホヤが大量に死んでいる」という情報を南三陸の漁師さんから聞き「仙台放送Live News イット!」(月~金、午後3時45分~午後7時、宮城県内のニュースは午後6時9分~)の取材で漁船に乗せていただきました。伺ったのは、南三陸町歌津の漁港。船に乗って15分ほど

食と農 輸出事例共有 宮崎県内事業者らフォーラム
2024.08.08

食と農 輸出事例共有 宮崎県内事業者らフォーラム

 県内の農林水産物、食品の輸出拡大に向けた「みやざき『食と農』海外輸出促進フォーラム」(同促進協議会主催)は7日、県庁であった=写真。輸出に関心のある事業者や生産者ら約90人が参加。パネルディスカッションやグループワークなどを通して、先進事例を共有した。

「東海産ズワイガニ」消える可能性も…太平洋漁場、「10年で80キロ」ペースで北上
2024.08.08

「東海産ズワイガニ」消える可能性も…太平洋漁場、「10年で80キロ」ペースで北上

 北極の海氷が溶けて水温が上昇し、2040年から2100年の間に太平洋漁場が10年間で最大80キロメートル以上北上する可能性があるとの研究結果が出た。地球温暖化が深刻化した場合、東海(トンヘ)地域の漁獲量が大幅に減り、寒流性魚種のズワイガニの操業なども難しくなりうるという懸念も高まっている。<

富山湾の不漁、長期化恐れ ベニズワイやシロエビ 県調査、地震の海底地滑り影響
2024.08.08

富山湾の不漁、長期化恐れ ベニズワイやシロエビ 県調査、地震の海底地滑り影響

  ●「過度な漁獲避けて」 富山県は7日、能登半島地震による富山湾の水産資源への影響調査の中間報告を公表した。シロエビの4~6月の漁獲量が前年同期から8割以上減ったのは、海底地滑りで海水の汚れの原因である硫化物が増えたことが影響したとみられるとした。ベニズワイガニの水揚げ量減は地

富山湾漁獲シロエビ82%、ベニズワイ26%減 海底地滑り影響、過去最少
2024.08.08

富山湾漁獲シロエビ82%、ベニズワイ26%減 海底地滑り影響、過去最少

 県水産研究所は7日、能登半島地震による富山湾の水産資源への影響を調べた中間結果を公表した。海底地滑りにより、2024年の漁獲量は前年同期に比べ、シロエビが82%減の60トン、ベニズワイガニが26%減の107トンでいずれも過去最少。海底環境の変化でシロエビは生息場所を移した可能性があり、カニは