# エネルギー・電力インフラ

ロシア原発に無人機残骸 IAEA、原子力安全懸念
2024.08.23

ロシア原発に無人機残骸 IAEA、原子力安全懸念

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は22日の声明で、ロシア西部クルスク州にあるクルスク原発で無人機の残骸が見つかったとロシアから連絡を受けたと発表した。IAEAのグロッシ事務局長は原発近くでの戦闘活動は「原子力安全にとって重大なリスクだ」と懸念した。来週、現場を視察する。

ピクセルカンパニーズ、生成AI向けコンテナー型データセンターを発表
2024.08.23

ピクセルカンパニーズ、生成AI向けコンテナー型データセンターを発表

 データセンター事業などを手掛けるピクセルカンパニーズは8月22日、生成AI向けのコンテナー型データセンターを発表した。スーパーマイクロおよびエヌビディアとの協業に基づく取り組みで、GPUに「NVIDIA H100」を採用し、最大512基を搭載可能としている。企業や大学・研究などに提供するとい

<脱炭素で思考停止する日本>注目すべき中国の石炭火力低炭素化への戦略とは?
2024.08.23

<脱炭素で思考停止する日本>注目すべき中国の石炭火力低炭素化への戦略とは?

 5月に寄稿した論稿「【中国は石炭消費を減少させない】IEAの2023年石炭ピーク見通しが実現しない理由、日本は動じず石炭火力の低・脱炭素化を」で、筆者は中国の石炭消費が昨年、2023年にピークをつけて今後減少していくとする国際エネルギー機関(IEA)の見通しは起こり得ないと結論付けた。中国で

ウクライナ「クルスク原発攻撃を企て」、プーチン氏が非難
2024.08.23

ウクライナ「クルスク原発攻撃を企て」、プーチン氏が非難

[モスクワ 22日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は22日、ウクライナがロシアのクルスク原子力発電所への攻撃を試みたとして非難し、国際原子力機関(IAEA)に状況を報告したと述べた。プーチン氏はロシア国境地域の状況に関する高官会合で「敵は夜間に原子力発電所への攻撃

燃料デブリ取り出し再開時期未定 福島第一原発 着手に失敗
2024.08.23

燃料デブリ取り出し再開時期未定 福島第一原発 着手に失敗

福島第一原子力発電所で、事故後初めて予定されていた燃料デブリの取り出し作業は、22日の着手に失敗し、再開の時期は未定です。福島第一原発2号機では、事故で溶けた燃料などが冷えて固まった“燃料デブリ”の試験的な取り出し作業に22日、事故後初めて着手する計画でした。パイプ

新潟県柏崎市長、再稼働要請に応じる姿勢
2024.08.22

新潟県柏崎市長、再稼働要請に応じる姿勢

 新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は22日午前、同市内で東京電力ホールディングス <9501> の小早川智明社長と会談し、同社が早期再稼働を目指す柏崎刈羽原発(同県)について「再稼働の要請がなされた折には、その要請に応えられる段階に至った」と述べた。 

青森県むつ市長「永久貯蔵にならないと約束」
2024.08.22

青森県むつ市長「永久貯蔵にならないと約束」

 青森県むつ市の山本知也市長は22日、原発から出た使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設(同市)に関し、安全協定とは別に県や事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)、同社に出資する東京電力ホールディングス <9501> などと交わした覚書について、「安全協定で貯蔵期間終了までに搬出することが定め

【図解】デブリの試験的取り出し中止=手順ミス、再開時期は未定―福島第1原発・東電
2024.08.22

【図解】デブリの試験的取り出し中止=手順ミス、再開時期は未定―福島第1原発・東電

 東京電力は22日、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を中止した。

柏崎市再稼働要請に応じる姿勢…東京電力が新潟・柏崎刈羽原発の一部廃炉計画を前倒しする方針
2024.08.22

柏崎市再稼働要請に応じる姿勢…東京電力が新潟・柏崎刈羽原発の一部廃炉計画を前倒しする方針

東京電力が、新潟県の柏崎刈羽原発の一部廃炉の計画を前倒しする方針を示し、柏崎市は再稼働要請に応じる姿勢です。東京電力・小早川智明社長:6・7号機再稼働後、2年以内に1~5号機の廃炉を含む、最適な電源構成の道筋を付けたいと考えている。柏崎市役所を訪れた東

夏の電気代の平均は「東京」よりも「北海道」の方が1500円も高い? その理由とは
2024.08.22

夏の電気代の平均は「東京」よりも「北海道」の方が1500円も高い? その理由とは

北海道というと、夏でも涼しいイメージがある方も多いのではないでしょうか。そのため、季節家電をそれほど使わず、夏の電気代が安いのではないかと考える方もいるかもしれません。しかし、実際には東京の方が夏の電気代が安いケースもあるようです。本記事では「東京」と「北海道」の夏の電気代を比較

豪州での石炭確保に1600億円 日本製鉄は2割、JFEは1割出資
2024.08.22

豪州での石炭確保に1600億円 日本製鉄は2割、JFEは1割出資

 豪州の炭鉱に日本製鉄とJFEスチールが合計で約1600億円を出資する。同一の炭鉱についてそれぞれ交渉し、22日、別々に発表した。脱炭素を求める潮流を背景に炭鉱の開発が世界的に細るなか、当面の製鉄に使う石炭の安定調達を図る。 出資するのは豪州北東部クイーンズランド州にあるブラック

【柏崎刈羽原発】柏崎市市長、東電に「7号機再稼働要請応じる」意向示す 廃炉方針めぐり認識の違い浮き彫りに【新潟】
2024.08.22

【柏崎刈羽原発】柏崎市市長、東電に「7号機再稼働要請応じる」意向示す 廃炉方針めぐり認識の違い浮き彫りに【新潟】

柏崎市の桜井市長が東京電力の小早川社長と面会し、柏崎刈羽原発7号機の再稼働の要請があった場合に応じる考えを表明しました。東電が示した一部の原子炉の廃炉についての方針を受け入れた形ですが、この方針には解釈の余地があり廃炉への明確な見通しは立っていません。■柏崎市 桜井雅浩市長

ロシア産原油、インドが最大の輸入国に 中国抜く
2024.08.22

ロシア産原油、インドが最大の輸入国に 中国抜く

Nidhi Verma[ニューデリー 22日 ロイター] - インドが7月に中国を抜いて世界最大のロシア産原油の輸入国になったことが明らかになった。中国の製油業者が精製マージン低下を受けて輸入を減らしたことが背景。インドの業界筋のデータによると

住宅火災 近隣6軒に延焼 停電発生し避難所開設 新潟
2024.08.22

住宅火災 近隣6軒に延焼 停電発生し避難所開設 新潟

22日午後2時すぎ、新潟県見附市の住宅で火事がありました。 消防車15台が出動し、消火活動にあたっていますが、近隣の6軒に燃え広がっているということです。 今のところ、けが人の情報はありません。 周辺では停電も発生し、復旧までに時間がかかるとみられるこ

7月末に取り付けミス、その後見過ごし
2024.08.22

7月末に取り付けミス、その後見過ごし

 東京電力は22日、福島第1原発でのデブリ試験的取り出し中断の原因になったパイプの取り付けミスは、7月末にパイプにケーブルを通した際に順番を間違え、その後の点検でも見過ごしていたと明らかにした。

「パイプ」の接続順にミス 福島第一原発「燃料デブリ」 試験的な取り出しを断念
2024.08.22

「パイプ」の接続順にミス 福島第一原発「燃料デブリ」 試験的な取り出しを断念

福島第一原発で予定されていた溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の試験的な取り出しについて、東京電力は準備作業でミスがあり、きょうの着手を断念しました。福島第一原発では、1号機から3号機まで、原発事故で溶け落ちて固まった核燃料「燃料デブリ」がおよそ880トンあるとみられ、取り出しが廃炉

住宅火災の影響か 見附市で約200戸が停電 《新潟》
2024.08.22

住宅火災の影響か 見附市で約200戸が停電 《新潟》

見附市で22日午後4時半現在、約200戸が停電しています。東北電力ネットワークによりますと、午後3時過ぎ、見附市本町1丁目、3丁目、4丁目で合わせて約200戸が停電していて、午後4時30分現在、解消されていません。停電の原因は調査中ということですが、22日午後2時ご

日本製鉄とJFE、オーストラリアの炭鉱の権益取得
2024.08.22

日本製鉄とJFE、オーストラリアの炭鉱の権益取得

大手製鉄の日本製鉄とJFEスチールは、オーストラリアの炭鉱の権益を取得すると発表しました。 両社は、製鉄の原料炭を供給しているオーストラリアの「ブラックウォーター炭鉱」の権益に出資する契約を結びました。 日本製鉄が権益の20%に相当するおよそ1080億円、JFEは1

日本製鉄とJFE オーストラリアの炭鉱の権益を取得
2024.08.22

日本製鉄とJFE オーストラリアの炭鉱の権益を取得

大手製鉄の日本製鉄とJFEスチールは、オーストラリアの炭鉱の権益を取得すると発表しました。両社は、製鉄の原料炭を供給しているオーストラリアの「ブラックウォーター炭鉱」の権益に出資する契約を結びました。日本製鉄が権益の20%に相当するおよそ1080億円、JFEは10%

福島県双葉町長にインタビュー 磐城桜が丘高生徒と県内出身の大学生有志 エネルギー政策で新聞づくり
2024.08.22

福島県双葉町長にインタビュー 磐城桜が丘高生徒と県内出身の大学生有志 エネルギー政策で新聞づくり

 日本のエネルギー政策に関する若い世代の思いや主張をまとめた新聞づくりに取り組む福島県の磐城桜が丘高の生徒と福島県内出身の大学生有志は20日、双葉町の伊沢史朗町長と面会し、東京電力福島第1原発事故に伴う課題や復興への見解を尋ねた。 磐城桜が丘高の3年生2人と大学生3人が双葉町役場