# 障害児・者

奈良養護学校、総合医療センター跡地に移転へ
2024.09.04

奈良養護学校、総合医療センター跡地に移転へ

奈良県教育委員会は、県立奈良養護学校(奈良市七条町)の移転先を奈良市平松の県総合医療センター跡地とすることを決めた。令和7年度以降に基本計画を策定する予定で、現在の肢体不自由児に加え新たに知的障害児も受け入れる。奈良養護学校は現在、肢体不自由と病弱の児童・生徒計約120人が在籍。

高まる特別支援学校のニーズ 10年前に比べ1割増、教室不足も
2024.09.01

高まる特別支援学校のニーズ 10年前に比べ1割増、教室不足も

 障害の有無にかかわらず共に学ぶインクルーシブ教育への理解が進む一方で、障害のある児童・生徒の学びの場として、特別支援学校のニーズが年々高まっている。 文部科学省の調査によると、特別支援学校に通う児童・生徒数は1997年度以降増加傾向にあり、2023年度は15万1362人と、10

特別支援学校のフットサルの中国・四国地区大会が岡山市で開かれ熱い戦いが繰り広げられる
2024.08.25

特別支援学校のフットサルの中国・四国地区大会が岡山市で開かれ熱い戦いが繰り広げられる

 特別支援学校の生徒が参加するフットサルの中国・四国地区大会が25日岡山市で開かれ、生徒らが全国大会への切符をかけ熱い戦いを繰り広げました。 障害のある生徒の体力づくりやチームワーク向上などを目的に、全国各地で公益財団法人日本ライオンズが開いています。 3回目となる今回は、岡山・

加藤大臣が障害児施設を視察 保護者も支える機能を重視
2024.08.25

加藤大臣が障害児施設を視察 保護者も支える機能を重視

 加藤鮎子こども政策担当大臣は7日、東京都の港区立児童発達支援センター「ぱお」を視察した。 センターは社会福祉法人友愛十字会(蒲原基道理事長)が指定管理者として運営している。障害児に関する総合相談窓口で、計画相談支援、通所支援などのサービスを提供しているほか、保護者支援、アウトリ

“学校で発表ができない” 子どもたち…交流のきっかけは“お菓子作り” きつ音の子どもたちによる料理教室
2024.08.24

“学校で発表ができない” 子どもたち…交流のきっかけは“お菓子作り” きつ音の子どもたちによる料理教室

話し言葉が滑らかに出てこない「きつ音」の子どもたちに交流の場を設けようと、金沢大学大学院の女子学生が料理教室を開きました。自らもきつ音の当事者である彼女の思いと、料理教室の様子を取材しました。■イベント名は「キッツクッキング」金沢市内のビルに集まった、

障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
2024.08.21

障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き

合理的配慮は、障害のある子が、障害のない子と同じ学習の機会を保障する法律です。我が子の教育の機会が奪われないために、配慮の提供を申し出ることは、わがままでもモンスターペアレントでもありません。しかし、ルールに則って申し出ることが大切です。まずは、合理的配慮のルールを知りましょう。

医療的ケア児 キャンプ本 茨城・古河の団体制作 家族向け、育児制度賞
2024.08.18

医療的ケア児 キャンプ本 茨城・古河の団体制作 家族向け、育児制度賞

全国の優秀な子育て支援を表彰する「第7回 2023年度ベスト育児制度賞」で、茨城県古河市の一般社団法人「Burano(ブラーノ)」が制作した「医療的ケア児の家族向けキャンプガイドブック」が、孤立・困難抑止部門賞に選ばれた。プロジェクトリーダーの秋山政明さん(40)は「医療的ケア児と家族がキャン

シングルファーザーのコリン・ファレル、障害をもつ長男の子育てを明かす。4歳で初めて歩いたときは「涙があふれた」【SPURセレブ通信】
2024.08.11

シングルファーザーのコリン・ファレル、障害をもつ長男の子育てを明かす。4歳で初めて歩いたときは「涙があふれた」【SPURセレブ通信】

元恋人であるキム・ボーデナーヴとの間に誕生した長男ジェームズ(20)、アリシア・バックレーダ(41)との間に誕生した次男ヘンリー(14)の、二人の子どもがいるコリン・ファレル(48)。ジェームズは、発達の遅れやバランス感覚の障害を引き起こす重度のアンジェルマン症候群を患っており、

障害児支援サービス向上へ 加藤氏「人材研修を強化」
2024.08.07

障害児支援サービス向上へ 加藤氏「人材研修を強化」

 加藤鮎子こども政策担当相は7日、障害のある子どもが全国どこでも質の高い支援サービスを受けられるよう、地域で支援の中核を担う児童発達支援センターなどの人材育成の研修を強化する考えを示した。「研修の体系や実施体制の具体的な検討を進める」と東京都内で記者団に述べた。 送迎が必要な障害

知的障害の9歳児、服を脱がせて外に放り出す「陰湿ないじめ」…韓国・校内暴力
2024.07.30

知的障害の9歳児、服を脱がせて外に放り出す「陰湿ないじめ」…韓国・校内暴力

【07月30日 KOREA WAVE】韓国で知的障害のある9歳の児童が裸で路上を歩かされる事態が発生。同じクラスの子どもから校内暴力を受けた疑惑が浮上している。24日のJTBC事件班長によると、情報提供したのは児童の保護者で、6月19日、息子が裸で路上を歩いていると警察から連絡を

発達障害児の夏休みのお悩みに答えます「動画やゲームばかりで困る」「起床時間を守らせるには?」【精神科医さわ先生がアドバイス】
2024.07.29

発達障害児の夏休みのお悩みに答えます「動画やゲームばかりで困る」「起床時間を守らせるには?」【精神科医さわ先生がアドバイス】

ルーティンが崩れたり、見通しが立たないことに対して不安を感じやすい発達障害児。夏休み期間中も、できるだけストレスを減らして、親子ともども楽しく過ごすためにはどうしたらよいのでしょう? そこで今回は、発達に特性のあるお子さんを持つ親御さんたちが抱える困り事に、児童精神科医のさわ先生

賃金不払いの疑いで障害児通所支援事業の会社と社長を書類送検【長野】
2024.07.25

賃金不払いの疑いで障害児通所支援事業の会社と社長を書類送検【長野】

辰野町の障害児通所支援事業の会社「HOPE・to・the・Future(ホープ・トゥ・ザ・フューチャー)」とその50代男性の社長が、最低賃金法違反の容疑で書類送検されました。従業員15人に対して7カ月分の賃金・合わせておよそ400万円を期日までに支払わなかった疑いです。

首相、児童発達支援施設を視察 「多様ニーズに対応」札幌
2024.07.24

首相、児童発達支援施設を視察 「多様ニーズに対応」札幌

 岸田文雄首相は24日、札幌市東区の児童発達支援センター「むぎのこ」を視察した。障害のある子どもや家族を支援する事業を巡り、社会福祉法人の関係者や利用者らと意見交換し「教育と福祉が連携して障害のある子どもを支援する取り組みを後押しする。多様な支援ニーズに応え、誰一人取り残さない社会を実現する」

「オムツのウンチを投げる」言葉をもたない障害の重い子が里親の愛情で育ち、中学卒業時に先生に言った一言
2024.07.23

「オムツのウンチを投げる」言葉をもたない障害の重い子が里親の愛情で育ち、中学卒業時に先生に言った一言

日本では、虐待されて保護された子どもの多くが、里親などの家庭ではなく「施設」で育つ。日本の里親委託率の低さは各国と比べると明らかで、国際的批判を受けているのが現状だ。40年で19人の子どもを育てた里親のベテラン、坂本洋子さんは「家庭で、たくさんの愛情を受けて育つことが、子どもの健やかな成長には

19人育てた里親「親のない子はこんな残酷なことになるのか」里親から引き離される晩に小2男の子が言ったこと
2024.07.23

19人育てた里親「親のない子はこんな残酷なことになるのか」里親から引き離される晩に小2男の子が言ったこと

里親を志望する人が以前と比べ増加し、国からの支援も手厚くなってきた。里親制度がほとんど知られていない40年前から、里親として19人の里子を育てた坂本洋子さんは「うちでは、30年以上前から、障害などハンデを持つ子どもだけを里子に迎えている。そう決めたのは、最初に預かった男の子・純平の死がきっかけ

子どもは社会に迷惑をかけてはいけない?重度の知的障害と自閉症を併せ持つそらくん19歳・たからくん16歳を育てる浅川素子さんが語る「群れで育つ世の中」の大切さ。×柴田愛子さんインクルーシブ子育て対談
2024.07.18

子どもは社会に迷惑をかけてはいけない?重度の知的障害と自閉症を併せ持つそらくん19歳・たからくん16歳を育てる浅川素子さんが語る「群れで育つ世の中」の大切さ。×柴田愛子さんインクルーシブ子育て対談

「子どもの心に添う」を基本姿勢とした自主幼稚園「りんごの木」を運営している保育者の柴田愛子さん。自閉症の息子たちの日々を描いたドキュメンタリー映画「そらくんとたからくん」の続編が自主上映巡回中の、障害のある子たちの余暇サークル「リズムの会」代表の浅川さん。子どもの中でこそ子どもは育つことを実感

重度の知的障害と自閉症をもつそらくん19歳・たからくん16歳の兄弟を育てて。障害があってもなくても、一緒に育つことで子どもが変わるということ。柴田愛子さん×浅川素子さんインクルーシブ子育て対談
2024.07.18

重度の知的障害と自閉症をもつそらくん19歳・たからくん16歳の兄弟を育てて。障害があってもなくても、一緒に育つことで子どもが変わるということ。柴田愛子さん×浅川素子さんインクルーシブ子育て対談

「子どもの心に添う」を基本姿勢とした自主幼稚園「りんごの木」を運営している保育者の柴田愛子さん。自閉症の息子たちの日々を描いたドキュメンタリー映画「そらくんとたからくん」の続編が自主上映巡回中の、障害のある子たちの余暇サークル「リズムの会」代表の浅川さん。子どもの中でこそ子どもは育つことを実感

オンラインでボッチャ対戦 一緒に楽しみ交流広がる
2024.07.11

オンラインでボッチャ対戦 一緒に楽しみ交流広がる

 どこでも誰でも一緒に楽しめる「オンラインボッチャ大会」が6月30日に開かれた。会場の東洋大赤羽台キャンパス(東京都北区)とオンラインで重度障害児・者や家族、大学生ら6チーム計18人が参加し、2時間を超える熱戦を繰り広げた。 オンラインボッチャは会場に置かれた遠隔操作ができる装置

難病「リー脳症」の医療的ケア児、地域の小学校に通学 共に学び3年生に 休み時間は一緒に水やり、運動会はどうやって参加?
2024.07.07

難病「リー脳症」の医療的ケア児、地域の小学校に通学 共に学び3年生に 休み時間は一緒に水やり、運動会はどうやって参加?

鳥取県湯梨浜町に住む恵美里ちゃんは、常時人工呼吸器を装着する医療的ケア児。難病を抱えながらも近所の小学校に元気に通い、この春、3年生になりました。恵美里ちゃんと子どもたちの日々を追いました。5月。鳥取県湯梨浜町にある羽合小学校で行われたの

場面緘黙症のみいちゃんがカフェをオープンしたのは小学6年生。16歳のいま『みいちゃんのお菓子工房』は彼女の居場所。「守りに入ったら子どもの可能性を伸ばせない」という母・千里さんの見守り姿勢に学ぶこと
2024.07.05

場面緘黙症のみいちゃんがカフェをオープンしたのは小学6年生。16歳のいま『みいちゃんのお菓子工房』は彼女の居場所。「守りに入ったら子どもの可能性を伸ばせない」という母・千里さんの見守り姿勢に学ぶこと

小学6年生でカフェをオープンし、16歳となった今は『みいちゃんのお菓子工房』の店主をつとめるパティシエ・みいちゃん。美しくて美味しいお菓子は、多くの人を魅了しています。美しくて美味しいお菓子は、多くの人を魅了しています。前編に続き、みいちゃんの母・杉之原千里さんに、現在にいたるま