シングルファーザーのコリン・ファレル、障害をもつ長男の子育てを明かす。4歳で初めて歩いたときは「涙があふれた」【SPURセレブ通信】

AI要約

コリン・ファレル(48)の長男ジェームズ(20)が重度のアンジェルマン症候群を患っており、歩行訓練を通じて成長している様子。

ジェームズは日常生活に支援が必要だが、小さな成功や節目を家族で共有し、前向きな姿勢を示している。

コリンはジェームズの存在が自身に大きな変化をもたらし、飲酒をやめるきっかけにもなったと述べている。

シングルファーザーのコリン・ファレル、障害をもつ長男の子育てを明かす。4歳で初めて歩いたときは「涙があふれた」【SPURセレブ通信】

元恋人であるキム・ボーデナーヴとの間に誕生した長男ジェームズ(20)、アリシア・バックレーダ(41)との間に誕生した次男ヘンリー(14)の、二人の子どもがいるコリン・ファレル(48)。

ジェームズは、発達の遅れやバランス感覚の障害を引き起こす重度のアンジェルマン症候群を患っており、4歳の誕生日前まで歩行ができなかったという。

米誌『People』のインタビューで、ジェームズの歩行訓練について「ある日、ヘルパーがジェームズを手伝いながら立たせると、ジェームズは僕のところまで歩けたんだ」「それはとても深遠で、魔法のような出来事だった」と語ったコリン。

さらに、「僕に向かって歩いてきたときの力強い表情は忘れられない。6歩くらい歩いた瞬間、涙があふれてきたんだ」と振り返った。

ジェームズの症状は重篤と言われており、会話はできず、日常生活を送るには住み込みのヘルパーが必要だが、息子の前向きな姿勢に勇気をもらえるのだそう。

また、ジェームズが6歳で初めて言葉を話したこと、19歳で自分で食事をとれるようになったこと、発作を抑えられるようになったことなど、どんな年齢であっても小さな成功を家族で分かち合い、節目を祝うようにしていると明かした。

2012年の米誌『InStyle』のインタビューで、初めてジェームズの病について、そして障害児を育てることについて打ち明けたコリン。

「ジェームズは僕の人生を豊かにしてくれたが、多くの家族が経験する試練や困惑、挫折、痛みを軽視したくはない。あなたが特別な支援が必要な子どもの親であるなら、まず自分は一人ではないと感じることが大切だ」。

また、ジェームズという存在が、親である自身にも大きな変化をもたらしたと言う。

「介護を必要とするジェームズを支えるためには、完全に飲酒をやめることが重要だと気づいた」。「僕が薬物や酒をやめられたとき、ジェームズは2歳だった。彼の存在が大きな役割を果たしてくれたんだ」。

前述の『People』のインタビューでコリンは、ジェームズの近況について「普通の20代の若者と変わらず、僕と一緒に泳いだり、外食したり、映画を見たりしている」と明かし、「住み込みのヘルパーのおかげで何不自由なく過ごせている」と話した。

続けて、「ジェームズは幸せな人生を送っている。そんな彼を誇りに思っている」。そして、歩行やバランス感覚を学ぶなど懸命に努力してきたジェームズに対して「世界がやさしくあってほしい」と願望を述べた。