障害児支援サービス向上へ 加藤氏「人材研修を強化」

AI要約

加藤鮎子こども政策担当相は、障害のある子どもに質の高い支援サービスを提供するため、児童発達支援センターなどの人材育成研修を強化する考えを示した。

支援の中核を担う児童発達支援センターの研修体系や実施体制を具体的に検討し、支援の実施状況を把握することで、ニーズに応える取り組みを進める意向を表明した。

児童発達支援センターは未就学の障害児を対象に日常生活の指導や適応訓練を行っており、これらの施設における支援の質の向上が重要視されている。

 加藤鮎子こども政策担当相は7日、障害のある子どもが全国どこでも質の高い支援サービスを受けられるよう、地域で支援の中核を担う児童発達支援センターなどの人材育成の研修を強化する考えを示した。「研修の体系や実施体制の具体的な検討を進める」と東京都内で記者団に述べた。

 送迎が必要な障害児のいる共働き家庭など、多様化しているニーズに応えるため「支援の実施状況を把握する」とも語った。

 児童発達支援センターは、主に未就学で障害のある子どもを対象に、日常生活の基本的な動作や必要な知識の指導、集団生活への適応訓練などを行う。