FOMC、インフレ鈍化のさらなる証拠を待つ-6月議事要旨

AI要約

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、インフレが冷え込んでいることを示すさらなる証拠を待っている。

会合では、高金利を維持する期間について意見が分かれた。

一部の当局者は忍耐強さを強調し、一方、幾人かは労働市場の弱さに警鐘を鳴らした。

(ブルームバーグ): 米連邦公開市場委員会(FOMC)が6月11-12日に開いた会合では、インフレが冷え込んでいることを示すさらなる証拠を待ちたいとの認識が示された。高金利をいつまで維持するかを巡っては意見が分かれた。7月3日に公表された議事要旨で明らかになった。

議事要旨によると「一部の」当局者は忍耐強く臨む必要性を強調したが、「幾人か」は具体的に労働市場がさらに弱まれば失業率がその分上昇する可能性があると強調した。

原題:Fed Awaiting Additional Evidence Inflation on Track to 2% Goal(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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