米FRB議事録、早期利下げの慎重論相次ぐ

AI要約

米FRBは早期の利下げを慎重に検討すべきで、物価上昇率が目標に向かう確信が得られるまで利下げは不適切との意見が相次いだ。

6月の連邦公開市場委員会での議事録によれば、FRBメンバーの間で利下げについての懸念が示されている。

市況の未来に関する不確実性が高い中、FRBは市場の状況を慎重に監視し、追加情報を収集する姿勢を示している。

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、6月の連邦公開市場委員会で「物価上昇率が目標に向かう確信を深める追加情報を得るまで利下げは不適切」などと早期の利下げに慎重意見が相次いだとする議事録を公表した。