ECB利下げ、年内あと2回が妥当だろう-ギリシャ中銀総裁

AI要約

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーであるギリシャ中央銀行のストゥルナラス総裁は、最近のデータが追加利下げの論拠を支持すると述べ、年内に2回の利下げが適切だと見ている。

ストゥルナラス氏は、インフレと景気拡大に関するデータが追加利下げを支持すると指摘し、ECBの予測と整合性があると説明しています。

彼は、現在の景気抑制的な状況にもかかわらず、年内に2回の利下げを実施しても状況が大きく変わらないと語っています。

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ギリシャ銀行(中銀)のストゥルナラス総裁は、インフレと景気拡大に関する最近のデータはECBによる追加利下げの論拠を後押しすると指摘、年内あと2回の利下げが妥当との見方を示した。

ストゥルナラス氏はインタビューで、「一連のデータは追加利下げの根拠をやや強める」と語り、「現在の段階では年内あと2回の利下げが妥当とみられ、ECB予測とも整合性がある。われわれは非常に景気抑制的だが、年内に2回利下げを実施したとしても変わらないだろう」と続けた。

原題:ECB’s Stournaras Sees Two More Rate Cuts in 2024 as ‘Reasonable’(抜粋)

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