ドジャース地区優勝マジック消滅 大谷翔平も5戦連続安打&二盗で「52―53」も…残り7試合は負けられない戦い

AI要約

大谷翔平投手がロッキーズ戦にフル出場し、53個目の盗塁を決めたが、チームは惜敗。パドレスに地区優勝の可能性を失う

大谷翔平は5打数1安打で盗塁を達成し、自己記録更新。直近の試合では歴史的な活躍を見せ、チームはプレーオフ進出を果たした

大谷翔平は絶好調で10打数9安打12打点の活躍。ファンから大きな期待を受けてプレーしている

ドジャース地区優勝マジック消滅 大谷翔平も5戦連続安打&二盗で「52―53」も…残り7試合は負けられない戦い

◆米大リーグ ドジャース6―3ロッキーズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打数1安打で53個目の盗塁を決めたが、チームは惜敗した。ナ・リーグ西地区2位のパドレスが勝って3ゲーム差となったため、地区優勝へのマジック「5」が、7試合を残して消滅した。

 先発右腕・クワントリルに対して、初回先頭の1打席目は三ゴロ。3回2死走者なしの2打席目は、四球を選んで出塁すると、続くベッツが初球を左翼席に運ぶ18号2ランを放った。4回2死一、三塁の3打席目は低めのシンカーに手が出ず見逃し三振。1点を追う6回1死一塁の4打席目には、2番手左腕・ペラルタの抜けた82・1マイル(約132・1キロ)カーブが右肘付近に当たる死球を受けた。

 3点を追う9回先頭の5打席目は中前安打で出塁。1死一塁でフリーマンの打席で二盗を決め、4試合連続の盗塁となる53個目の盗塁を決め「52本塁打&53盗塁」となった。

 19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦は歴史に残る大活躍。試合前は「48発&49盗塁」だったが、自己最多を更新する3本塁打、6安打、10打点の大暴れ。2盗塁も決め史上初の「50―50」を達成したどころか、「51―51」とした。チームは20―4で大勝して、12年連続となるプレーオフ進出も決定。試合後にはグラスに入ったシャンパンで乾杯して控えめに喜びを分かち合った。さらにロサンゼルスに戻った前日20日(同21日)のロッキーズ戦でも3打席目に中堅へ52号2ランを放つなど4打数3安打2打点で52個目の盗塁となる二盗も決めて「52―52」となった。直近2試合で4本塁打を放つなど、10打数9安打12打点、3盗塁と絶好調だった。

 この日はレギュラーシーズンで今季最後となる本拠地での土曜日の試合。来場者には大谷Tシャツが配布される一戦とあって、試合開始5時間以上前から球場外には行列が出来ていた。