ドジャース 12年連続プレーオフ進出へマジック「1」投手大谷の可能性も!?

AI要約

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が敵地でのマーリンズ戦で記録更新を果たし、50本塁打、50盗塁に向けて一歩前進した。

大谷は初回に49個目の盗塁を決め、チームは8点を奪って快勝し、地区優勝へのマジックを「7」に減らした。

大谷の活躍以外にも、チーム全体の攻撃力が光る試合展開となり、プレーオフ進出に向けて期待が高まっている。

ドジャース 12年連続プレーオフ進出へマジック「1」投手大谷の可能性も!?

<2024年9月18日(日本時間19日)マイアミ・マーリンズ対ロサンゼルス・ドジャース@ローンデポ・パーク>

ドジャース・大谷翔平投手(30)が、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」でスタメン出場し、初回に49個目の盗塁を決めた。

これで「48本塁打、49盗塁」となり、前人未到の「50本塁打、50盗塁」にまた一歩前進した。チームは11安打で8点を奪って快勝、地区優勝へのマジックを「7」に減らした。

相手先発は5月8日の対戦で3打数無安打、2三振と抑え込まれた左腕ウェザーズだったが、初回の第1打席、154キロの内角ストレートに詰まりながら左前打で出塁した。そして続くベッツの初球にいきなりスタート。

タイミングは微妙だったが二盗を決めると、捕手の悪送球も重なり三塁へ。T・ヘルナンデスの遊ゴロで本塁に突入して、三本間に挟まれアウトとなった。

11日(日本時間12日)カブス戦以来6試合ぶりの盗塁は、これで26回連続成功となり成功率は驚異の92.4%。

49盗塁は、ロバーツ監督が現役時代の2006年にマークした数字に並んだ。

その後大谷は、遊飛、見逃し三振、右直、空振り三振で、5打数1安打、2三振、1盗塁。この日は得点には絡めなかったものの、エドマン、スミス、K・ヘルナンデスらの一発攻勢でマーリンズ投手陣を粉砕して、ナ・リーグ東地区最下位チームに雪辱した。

この勝利でプレーオフ進出へのマジックを「1」とし、明日19日(同20日)に勝利すれば、12年連続プレーオフ進出が決定する。

また大谷は試合前、ブルペンで捕手を座らせての投球練習を行い、昨年9月の手術後では最多となる30球を投げ込んだ。

最速は93マイル(約149.7キロ)を記録するなど、順調な回復を印象づけた。ロバーツ監督が「(プレーオフの登板の可能性は)可能性は低いがゼロではない」と話していることもあり、投手陣の台所事情が厳しいだけに「投手大谷」からも目が離せなくなってきたが、さて。

テレ東リアライブ 編集部