Wソックスがア・リーグ史上最多敗戦タイの119敗目、MLB史上ワーストに王手

AI要約

ホワイトソックスがパドレスに4連敗し、今季119敗目を喫してア・リーグの最多敗戦記録に並んだ

先発投手のフレクセンが被弾し、打線も精彩を欠く中、ホワイトソックスは厳しい状況にある

ホワイトソックスの勝率が1901年以来の最低記録に迫り、最終成績はMLB最多敗戦記録を更新する可能性が高い

Wソックスがア・リーグ史上最多敗戦タイの119敗目、MLB史上ワーストに王手

◆米大リーグ パドレス6―2ホワイトソックス(21日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 Wソックスが敵地でパドレスに敗れて4連敗。今季119敗目を喫し、03年にタイガースが記録したア・リーグの最多敗戦記録に並んだ。MLBシーズン最多敗戦記録は1962年メッツの120敗。

 先発の右腕フレクセンが2回にボガーツから11号2ランを被弾。4回にはペラルタに8号ソロを被弾するなど5回4失点。打線は6回にソーサが適時打など2点を返したのが精いっぱいだった。

 1901年以降のメジャーでの年間最低勝率は1916年アスレチックスの2割3分5厘。ホワイトソックスはこれで2割3分2厘となり、更新する可能性十分。

 前記アスレチックスがプレーしていた当時の米大リーグは年間154試合制で36勝117敗1分けだった。現行の162試合制に換算すると38勝124敗。ホワイトソックスがこのペースで閉幕した場合、最終成績は37勝125敗になり、メッツのMLB最多敗戦120敗を大幅に上回る。